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XRP Ledger(XRPL)で、台帳当たりの取引件数が大幅に増加している。成功取引件数や総取引件数、アクティブユーザー数に加え、分散型取引所(DEX)関連の注文作成・取消件数も伸びており、XRP相場の反発と歩調を合わせる形でネットワーク利用が拡大している。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが23日(現地時間)に伝えたところによると、1つの台帳に記録された平均取引件数は約176.33件となり、前回比で150.2%増加した。これは、台帳更新ごとに処理される取引量の増加を示す指標だ。

個別指標もそろって改善した。成功取引件数は220万件で111.8%増、総取引件数は260万件で78.9%増だった。決済件数も約60万5400件と、8.9%増加した。複数の活動指標が同時に上向いたことで、台帳当たり取引件数の増加は一時的な変動ではなく、ネットワーク利用の拡大を反映した動きとみられる。

利用者関連の指標も強い伸びを示した。アクティブユーザー数は約48万3600で224%増、アクティブアカウント数は1万7300で27.7%増となった。新規アカウント開設数も約2600で、28%増えた。

資金移動の規模も拡大した。手数料として焼却されたXRPは81.3%増加し、決済量は約7億3980万XRPと140.8%増えた。

DEX関連の活動も活発化している。注文取消を示す「OfferCancel」は22万2300件で150.8%増、注文作成の「OfferCreate」は約96万5700件で56.2%増だった。XRPLの取引インフラへの参加が広がっていることをうかがわせる。

今回の増加は、ネットワークの処理性能そのものが改善したというより、一定の台帳更新周期の中で処理される取引が増えたことを意味する。決済、アカウント作成、DEX注文が同時に増えており、ネットワークの利用密度が高まったと解釈できる。

もっとも、増加した取引のすべてを新規利用者による実利用とみるのは難しい。OfferCreateやOfferCancelといったDEX関連取引には、マーケットメイカーや自動化プログラムによる反復的な注文が含まれる可能性があるためだ。今後は、決済件数、新規アカウント数、アクティブアカウント数が高水準を維持できるかが、利用拡大の持続性を見極めるうえで重要な指標になりそうだ。

相場面では、XRPが主要移動平均線を短期間で上抜けた後、1.51ドル(約227円)近辺で推移した。出来高の増加を伴い、長期移動平均線とされる1.35ドル(約203円)も上回った。日足の相対力指数(RSI)は85.9前後まで上昇しており、買われ過ぎの水準に入っている。市場では、短期的な調整や再度の下値確認が入る可能性も指摘されている。

市場の関心は、価格反発と実際の台帳利用拡大が同時に進んでいる点に集まっている。台帳当たりの取引件数とアクティブユーザー数が、初動の価格上昇後も高水準を維持できるかどうかが、今回の動きが短期的な投機にとどまらないかを見極める材料となりそうだ。

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