RLUSDの流通量では再びEthereumがXRPLを上回った。写真=Shutterstock

Rippleのステーブルコイン「RLUSD」の流通量で、EthereumがXRP Ledger(XRPL)を再び上回った。直近は発行・焼却の動きがEthereum側に偏っており、全体の流通量も拡大している。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが21日(現地時間)に報じたところによると、Ethereum上のRLUSD流通量は9億8934万ドル(約1483億円)となり、XRPLの9億4136万ドル(約1412億円)を上回った。

背景には、Ethereum上での発行ペースの加速があるとみられる。RippleはRLUSDを両ネットワークで展開しているが、直近24時間はEthereum側の発行・焼却の規模がXRPLを上回った。

20日の動きをみると、Ethereumでは7380万ドル(約111億円)相当のRLUSDが発行され、2350万ドル(約35億円)が焼却された。差し引きでは5030万ドル(約75億円)の純増となった。21日も時点ベースで5320万ドル(約80億円)が発行され、1500万ドル(約23億円)が焼却されており、3820万ドル(約57億円)の純増となっている。

一方、XRPLでは20日に3610万ドル(約54億円)が発行され、1540万ドル(約23億円)が焼却され、純増は2070万ドル(約31億円)だった。21日も時点ベースで1250万ドル(約19億円)の発行と650万ドル(約10億円)の焼却が確認され、純増は600万ドル(約9億円)にとどまった。

オンチェーンの個別取引でも、足元はEthereum側の動きが目立つ。Rippleのステーブルコイン追跡アカウントによると、直近数時間でEthereum上では2500万RLUSDと2000万RLUSDがそれぞれ発行され、1000万RLUSDが焼却された。

過去24時間ではこのほか、2000万、1400万、1600万RLUSDの追加発行も確認された。同じ期間にXRPLで確認された発行取引は1000万RLUSD規模だった。

RLUSD全体の流通量も増加している。現在の流通量は19億3900万ドル(約2909億円)と20億ドルに迫っており、2024年12月の開始以降で最大規模となった。

RLUSDは当初からEthereumとXRPLの両方をサポートし、流通基盤を広げてきた。6月にはXRPL上のRLUSD流通量が初めてEthereumを上回ったが、足元では発行・焼却の動きがEthereum側に集中し、再び順位が入れ替わった格好だ。

もっとも、ネットワーク別の流通量は流動性需要や運営側の発行・焼却によって短期間で変動する可能性がある。Ethereumの優位が続くかどうかは、今後の機関投資家需要やDeFi需要、XRPL内での活用拡大の有無が焦点となる。

キーワード

#RLUSD #Ripple #Ethereum #XRPL #ステーブルコイン #発行・焼却 #流通量 #DeFi
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.