XRP(写真=Shutterstock)

XRPの現物ETFへの資金流入が持ち直している。先週の純流入額は3978万ドル(約60億円)となり、5月以降で最も高い週間実績を記録した。21日にはXRP価格の急騰にあわせてETFにも資金が流入し、累計純流入は15億5000万ドル(約2330億円)に拡大した。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが22日に報じたところによると、直近の価格上昇を受け、XRPは現物市場とETF市場の双方で買いが強まった。

SosoValueの集計では、XRP現物ETFは先週、取引日の大半で純流入を記録した。総額は3978万ドル(約60億円)。直前の数週間は新規資金の流入がほとんど見られなかったことから、資金動向は流入基調へと転じた格好だ。

なかでも流入額が最も大きかったのは21日だった。XRP価格は24時間で20%超上昇し、同日のXRP現物ETFへの純流入は1838万ドル(約28億円)に達した。価格急騰とETF需要の回復が重なった形だ。

こうした流入は累計純流入額の押し上げにもつながった。昨年末に上場したXRP現物ETFの累計純流入は15億5000万ドル(約2330億円)まで拡大。需要が鈍化していた局面を経て、先週の反発で再び増加基調に戻った。

運用会社別では、機関投資家マネーはBitwiseの商品に相対的に集中した。Bitwiseは純流入が発生したすべての取引日で、XRP関連ファンドの中で最大の資金を集めた。直近でもBitwiseのXRP現物ETFには1689万ドル(約26億円)が流入し、全体の中で最も大きな比率を占めた。

先週のXRP現物ETFの持ち直しは、暗号資産市場全体の回復局面の中で起きた。XRPは同期間に60%近く上昇し、主要アルトコインの中でも上昇率が目立った。ETFへの資金流入も、市場全体のリスク選好の改善に加え、XRP固有の価格モメンタムを反映した動きとみられる。

今後の焦点は、今回の資金流入が一時的な反発にとどまるかどうかだ。先週の純流入は低調局面からの回復を示す材料といえるが、需要の持続には現物価格の強さと機関投資家資金の流入継続が欠かせない。Bitwiseに偏った資金が他のXRP現物ETFにも広がるか、累計純流入の増加基調が続くかが次の焦点となる。

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