チャールズ・ホスキンソン氏とCardano(ADA)のイメージ画像(画像=Gemini)

Cardano創業者のチャールズ・ホスキンソン氏が、Cardanoを巡るSNS上の関心と、トークン「ADA」の価格動向が連動しているとの見方を示した。一方で、エコシステム開発を担うIntersectは、Dijkstraハードフォークに向けた準備を計画通り進めている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、ホスキンソン氏は22日(現地時間)、X(旧Twitter)でCardanoを巡る最近の上昇材料が見当たらないとするコミュニティの声に反応した。

発端となったのは、Cardanoコミュニティのアダム・ディーン氏の投稿だ。同氏は「Cardanoが上がる材料が見えない」としたうえで、「今後1カ月はGTA 6を巡る議論に関心を移す」と冗談交じりに書き込んだ。

これに対し、ホスキンソン氏は「そうした関心は、いつもトークン価格と結び付いてきたようなものだ」と返信した。投稿でADAに直接触れてはいないが、文脈上はCardanoのネイティブトークンを指す発言とみられる。

足元のADA価格は上昇基調にある。現在は0.2259ドルを上回る水準で推移し、直近1週間の上昇率は28.63%に達した。先週には4日続伸し、一時0.258ドルまで上昇したが、その後は上値の重さからやや反落した。

暗号資産市場全体の反発は、米国債市場の動きが背景にある。長期金利の低下を受けてショートカバーが進み、その過程で暗号資産はここ数カ月で最大級の上昇局面を迎えた。ADAもその流れに乗って買われた銘柄の一つだった。

もっとも、オンライン上の話題とは別に、Cardanoエコシステムの開発は継続している。Cardanoの技術開発とガバナンスを支援するIntersectは、Dijkstraハードフォークについて合意済みの日程に沿って作業を進めており、各変更点の影響分析やプロトコルパラメーターの設定、憲法改正、エコシステム全体の準備に注力しているという。

Cardanoの中核ノードソフトウェアを手がけるHaskellノードチームも、2026年の実施目標を据え置いている。現在はリリース候補版(RC)の準備を進める一方、安定性と品質を優先して開発を続けている。

Intersectは、日程の順守そのものよりも、完成度の高いバージョンを提供することを重視する姿勢も示した。

Cardanoを巡るオンライン上の関心はADA価格に敏感に反応する一方、開発面では市場のムードに左右されず準備が進んでいる。今後は、Dijkstraハードフォークとノードソフトウェア開発が計画通り進み、ADA相場の新たな材料となるかが焦点になりそうだ。

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