XRPが上昇基調を強めるなか、予測市場Kalshiでは「8月中に1.70ドルへ到達する」との見方が広がっている。XRPは22日に一時1.69ドルまで上昇し、3カ月ぶりの高値圏に浮上した。
ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、KalshiではXRPが月内に1.70ドルを上回るかどうかを巡る取引が活発化している。対象となる契約は月末時点の終値ではなく、8月31日までに一度でも1.70ドルを超えれば成立する仕組みだ。
背景にあるのは足元の急騰だ。XRPはこの1週間で52%超上昇し、年初来でも目立つ上げとなった。22日には一時1.69ドルを付け、5月以来の高水準を回復。1.70ドルの節目まで0.01ドルに迫った。
もっとも、上昇の勢いにはやや落ち着きもみられる。直前2日間には20%を超えていた日次上昇率は、その後約9%まで低下した。高値を付けた後は1.50ドル前後で推移しており、上昇トレンドを維持しながらも、短期的には利益確定売りを伴う一服局面に入ったとの見方が出ている。
Kalshiでは24日時点で、XRPが8月中に1.70ドルを超える確率は49%となっている。1.60ドル超の確率は70%。関連市場の取引額は約27万5500ドルに達しており、1.70ドル到達を見込む向きと慎重な見方が拮抗していることを示している。
ただ、予測市場の数値は目標価格の到達を保証するものではない。参加者のリアルタイムの取引動向を反映した指標にとどまり、XRPの価格や需給次第で確率も大きく変動する可能性がある。
今後の焦点は、XRPが1.50ドルを維持しながら、1.60ドル、さらに直近高値の1.69ドルを上抜けられるかどうかだ。上昇が続けば月内に1.70ドルを超える可能性がある一方、買いの勢いが鈍れば、直近の急騰分を一部吐き出す展開も想定される。1.70ドル突破の可否は、足元のラリーの持続性を測る短期的な試金石となりそうだ。