写真=Hanssak

Hanssakは8月24日、セキュリティソリューションのポートフォリオ拡充と事業多角化を背景に、2026年2Qに単体・連結ベースのいずれも黒字転換したと発表した。下期は新規ソリューションと政策関連需要を軸に、公共・金融分野での売上拡大を狙う。

同社によると、2026年2Qの単体売上高は64億ウォンと、前年同期の46億ウォンから39%増加した。営業利益は13億ウォンとなり、前年同期の8億ウォンの営業赤字から黒字に転じた。

子会社のIncomとHS Securityを含む連結ベースの2026年2Q売上高は76億ウォンで、前年同期比44%増。営業利益は8億ウォンで、営業損益は前年同期から15億ウォン改善した。

上期累計では、単体売上高は87億ウォン、営業損失は2億ウォンだった。前年同期の営業損失16億ウォンから赤字幅を大きく縮小し、損益分岐点に近づいた。連結ベースの上期売上高は111億ウォンで、前年同期比17.4%増となった。

今回の業績について同社は、継続的な研究開発投資を通じて投入した新規ソリューションが寄与したと説明した。対象製品として、CDS、統合アクセス制御、パスワード管理、SSL可視化、一方向転送を挙げている。

下期は新規ソリューションと政策関連需要をてこに、拡販を加速する方針だ。まず、SSL可視化ソリューション「BlueKeen VA」について、セキュリティ機能確認書の取得と調達庁登録を踏まえ、公共・金融市場の開拓を強化する。

また、国家情報院が進める国家網セキュリティ体系(N2SF)への移行も新たな事業機会とみている。主要セキュリティソリューションをN2SFの要件に合わせて高度化し、関連需要の取り込みを進める考えだ。

量子コンピュータの商用化を見据え、国内の耐量子暗号(PQC)の標準化動向に合わせて関連技術を自社ソリューションに適用しているという。あわせて、AIやクラウド環境へとセキュリティ技術の適用領域も広げているとした。

イ・ジュド代表は「KOSDAQ上場後、研究開発投資を拡大し、将来の成長基盤を整えてきた。セキュリティソリューションのポートフォリオ多角化の成果が業績に反映され、2Qの黒字転換につながった」とコメントした。そのうえで、「売上が集中する下期には、PQC、AI、クラウドなど次世代セキュリティ分野で競争力を高め、黒字基調を維持したい」と述べた。

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