画像=ChatGPT生成

国内で在留外国人が増える中、銀行業界で外国人顧客の獲得競争が熱を帯びている。これまで中心だった両替や海外送金にとどまらず、給与振込、預金・積立、信用ローン、資産管理へとサービス領域が広がっており、各行は外国人を新たな顧客層として位置付け、専用商品や店舗網の拡充を急いでいる。

銀行業界によると、主要銀行ベースの外国人顧客数は合計で約790万人に達した。外国人の預金残高も27兆ウォンを上回ったという。

就業や留学を目的に長期滞在する外国人の増加に伴い、金融ニーズも多様化している。銀行側でも、外国人を単なる両替・送金の利用者ではなく、中長期的に取り込むべき金融消費者とみる動きが鮮明になっている。

◆積立・ローン・PBまで、4大銀行が取り込み強化

4大銀行の対応も具体化している。KB国民銀行は今年、外国人向け商品・サービスを「Global Star」として統合ブランド化し、積立預金や信用ローンを相次いで投入した。20日には、外国人顧客が金融サービスを体験し、改善意見を出す「KB Global Starサポーターズ」も発足させた。

新韓銀行は今年、釜山と大邱に外国人向けの日曜営業店を新設し、関連店舗を計4カ所に拡大した。昨年発売した外国人労働者向け信用ローン「SOLグローバルローン」は、今年、最高限度額を2000万ウォンから5000万ウォンに引き上げ、優遇金利の適用項目も追加した。

Hana Bankは今年、外国人専用金融プラットフォーム「Hana EZ」の機能を拡充し、顧客情報の変更、公共料金の納付、各種証明書の発行などをオンラインで利用できるようにした。多言語チャット相談の対応言語も12言語から16言語に増やした。仁川・南洞産業団地には「仁川Hanaグローバルカルチャーバンク」を開設し、外国人住民向けに金融詐欺の防止教育、デジタル金融の体験、基礎的な金融教育などを提供している。

Woori Bankは済州に外国人顧客向けの「済州グローバルPB営業店」を開設し、資産管理、外為、海外送金、税務相談などの提供を始めた。5月には外国人観光客向けのプリペイドカード「NOL World Card」を投入し、仁川空港での現地交付を開始。6月にはモンゴル貿易開発銀行とKTと連携し、モンゴル人労働者や留学生向けの金融・通信連携サービスの拡大にも乗り出した。

◆KakaoBankも第4四半期に参入、外国人向けサービス投入へ

インターネット銀行もこの市場に参入する。これまで内国人中心に顧客基盤を広げてきたKakaoBankは、サービス対象を外国人にも広げ、新たな利用者層の取り込みを狙う。

KakaoBankは第2四半期の決算説明会で、第4四半期に外国人向け金融サービスを投入する方針を改めて示した。口座開設や海外送金などの主要サービスを提供するほか、AIベースのサービスも多言語対応とする。国内在住の外国人向け専用チェックカードも年内に投入する予定だとしている。

銀行業界の外国人向け営業は、単なる顧客数の上積みにとどまらず、取引領域の拡大へと進んでいる。送金や給与振込に加え、預金・積立、カード、ローン、資産管理までサービスの裾野が広がっているためだ。

銀行業界関係者は「外国人向けサービスの拡大は、国内で金融サービスを利用する際に外国人が感じる不便を解消する狙いがある」とした上で、「銀行にとっても新たな顧客層を取り込めるだけに、関連サービスの拡充は今後も続く見通しだ」と話した。

キーワード

#銀行 #外国人顧客 #在留外国人 #KB国民銀行 #新韓銀行 #Hana Bank #Woori Bank #KakaoBank #海外送金 #チェックカード
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.