写真=Shinhan Financial Group

Shinhan Financial Groupは7月23日、2026年上期の純利益が3兆4427億ウォンとなり、前年同期比13.3%増で過去最高を更新したと発表した。証券や資産運用など資本市場部門の伸長が寄与した。あわせて、2026年の総株主還元は2兆8000億ウォンを上回る見通しも示した。

第2四半期の純利益は1兆8201億ウォンで、前四半期比12.2%増だった。

上期の利息収益は6兆1585億ウォンと、前年同期比7.7%増加した。グループの純金利マージン(NIM)は1.93%、銀行のNIMは1.60%で、それぞれ前年同期比0.03ポイント、0.05ポイント改善した。

非金利収益は2兆6381億ウォンで、前年同期比19.7%増となった。証券の受託手数料を中心に手数料収益が伸び、利益全体に占める非金利収益の比率は30%と、2.2ポイント上昇した。

中でも資本市場部門の改善が目立った。証券・資産運用など同部門の損益は6527億ウォンで、前年同期比126.5%増。Shinhan Investment Corp.の純利益は5777億ウォンで123.1%増、Shinhan Asset Managementは536億ウォンで135.1%増だった。これを受け、利益全体に占める非銀行部門の比率は35%と、5.3ポイント拡大した。

主要子会社では、Shinhan Bankの上期純利益が2兆4585億ウォンで前年同期比8.5%増となった。Shinhan Cardは2534億ウォンで2.8%増、Shinhan Capitalは947億ウォンで48.1%増だった。一方、Shinhan Lifeは保険損益の減少により、15.6%減の2906億ウォンとなった。

Shinhan Bankの6月末時点のウォン建て貸出残高は、2025年末比1.8%増だった。企業向けが2.8%増と伸びた一方、家計向け貸出の増加率は0.5%にとどまった。企業向けの内訳は、中小企業向けが1.8%増、大企業向けが6.6%増。延滞率は0.34%、固定以下債権比率は0.31%だった。

与信費用は減少した。上期の貸倒引当金繰入額は9498億ウォンで、前年同期比10.8%減。与信費用率は0.42%だった。販売管理費は希望退職費用や物価上昇の影響で3兆2161億ウォンと10.9%増加したが、CIRは36.6%を維持した。

海外部門の上期純利益は、日本とベトナムの現地法人の成長を背景に、前年同期比9.5%増の4725億ウォンだった。6月末時点のグループ普通株等Tier1比率(CET1)は前四半期比0.13ポイント上昇の13.43%、国際決済銀行(BIS)自己資本比率は15.74%となった。

業績拡大を受け、株主還元も積み増す。取締役会は第2四半期の1株当たり配当を740ウォンに決めた。さらに10月までに7000億ウォン規模の自社株を追加取得し、消却する方針を示した。2026年通年の自社株取得・消却額は1兆4000億ウォンを上回る見通しだ。

年間の現金配当も約1兆4000億ウォンを見込む。これにより、2026年の総株主還元は2兆8000億ウォンに上積み分を加えた水準となる見通し。Shinhan Financial Groupは、想定業績や資本の健全性を踏まえ、第4四半期中に追加の自社株取得規模を公表する予定としている。

同社は、「Shinhan Value Up 2.0」を基盤にROEと資本効率の向上を図るとした上で、資本政策の一貫性と予見可能性を高め、株主価値の向上につなげる考えを示した。

キーワード

#Shinhan Financial Group #純利益 #非金利収益 #資本市場部門 #株主還元 #自社株買い #CET1 #NIM
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.