画像は「Sudden Attack: Zero Point」のキーアート(画像提供:Nexon Games)

Nexon Gamesが下半期の新作展開を本格化する。30日には「Sudden Attack: Zero Point」をSteamで早期アクセス配信し、「プロジェクトRX」は「Anime Expo 2026」で初のオフライン展示を実施。「ダンパ育て」も韓国での年内発売を目標に開発を進めている。

2024年7月に「The First Descendant」を投入して以降、新作の動きが限られていたことから、今回明らかになったラインアップがこれまでの投資成果につながるかに注目が集まりそうだ。

◆「Sudden Attack: Zero Point」、30日にグローバル早期アクセス開始

「Sudden Attack: Zero Point」は、Nexon Gamesが開発したFPS「Sudden Attack」をリマスターした新作だ。30日にグローバルPCプラットフォームであるSteamで早期アクセスを開始する。提供地域は韓国を除く北米、日本、タイ、中南米などの主要市場。

原作のテンポの速い戦闘や直感的な操作感、爆破ミッションとチームデスマッチを軸としたゲーム性を維持しつつ、現代的なビジュアルと武器カスタマイズ要素を加えた。短時間で交戦が展開する高速ラウンドと簡潔なUIにより、戦闘への没入感を高めたとしている。

早期アクセス版には、主武器13種、副武器4種、主武器専用パーツ200種以上、共用パーツ36種、性能や特徴の異なるキャラクター10種を収録する。マップは近接戦向けのチームデスマッチ用2種と、爆破ミッション用5種を用意。武器カスタマイズを試せる練習モードに加え、新規ユーザー向けのボットベースのチームデスマッチも実装する。

あわせて、新たなシネマティックトレーラーと2026年のロードマップも公開した。ロードマップではプレシーズンを皮切りに、シーズン1〜3にわたるコンテンツ展開を予定。新クランシステム、キャラクタースキン、追加武器、新マップなどを順次投入し、シーズン2では「バンパイアモード」も追加する計画だ。

◆「プロジェクトRX」、Anime Expo 2026で初のオフライン展示

「プロジェクトRX」は、「Blue Archive」を手がけたNexon GamesのIO本部傘下にあるRXスタジオが開発中のサブカルチャー系新作で、対応プラットフォームはPC、コンソール、モバイル。魅力的なキャラクターとプレイヤーが共に暮らす異世界の実現を掲げ、Unreal Engine 5による高品質な3Dグラフィックス、キャラクターと楽しめる生活系コンテンツ、没入感のあるストーリーテリングを特徴としている。

同作は、2〜5日に米ロサンゼルス・コンベンションセンターで開催された「Anime Expo 2026」で、グローバルユーザー向けに初のオフライン展示を行った。会場には体験ブースを設置し、西洋風の邸宅をコンセプトに世界観やキャラクターイラストを生かしたフォトゾーンを展開した。ミニエ、オハナ、シャミ、メルリングなど、ゲーム内キャラクターを再現したコスプレイヤーによるフォトタイムも実施した。

ブースの中心となったのは、キャラクターとのインタラクションコンテンツだ。来場者が音声で特定のキャラクターを呼ぶと、キャラクターが近づいてあいさつし、じゃんけんをするといった演出を通じて、直接やり取りする体験ができるようにした。

このほか、ブース体験やグッズ購入、SNSフォローなどを条件としたスタンプラリーイベントも併催。「プロジェクトRX」のイラスト入りリユーザブルバッグなどの限定グッズも配布した。

「プロジェクトRX」は、9月開催の「東京ゲームショウ(TGS)2026」にも参加し、グローバルユーザーとの接点拡大を図る予定だ。

キム・ミンソ プロジェクトRXプロデューサーは、「ユーザーが参加したくなる異世界をどう見せるかという悩みが、今回のAnime Expoブースの出発点だった」としたうえで、「目を合わせながら行うインタラクションには特別な魅力があると考えており、そうした体験をプロジェクトRXに盛り込みたかった」とコメントした。

◆「ダンパ育て」、韓国での年内発売へ開発加速

「ダンパ育て」は、世界で8億5000万人以上のユーザーを持つ「Dungeon & Fighter」のIPを、モバイル放置型RPGとして再解釈したタイトルだ。韓国での年内発売を目標に開発を進めている。3月31日に東京で開催された「Nexon Capital Market Briefing 2026」で、6つの中核パイプラインの1つとして初めて公開された。

Nexon Gamesはこのほか、「Dungeon & Fighter」のIPを活用したオープンワールドアクションRPG「Dungeon & Fighter: Arad」も開発中だ。「ダンパ育て」の追加により、同社が開発する「Dungeon & Fighter」IPベースの新作は2本体制となった。

さらに、「ウチ・ザ・ウェイフェアラー」「デュランゴ・ワールド」など、モバイルからPC、コンソールまでをカバーする新作も準備しており、ラインアップを拡充している。

パク・ヨンヒョン Nexon Games代表は、「『Sudden Attack: Zero Point』『ダンパ育て』を皮切りに、開発中の新作を順次公開していく計画だ」と述べたうえで、「長期間準備してきた新作の完成度をさらに高め、国内外のゲーム市場で意味のある成果につなげられるよう最善を尽くす」と語った。

キーワード

#Nexon Games #Sudden Attack: Zero Point #プロジェクトRX #Steam #早期アクセス #Unreal Engine 5 #東京ゲームショウ #Dungeon & Fighter
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.