Samsung Electronicsは7月22日(現地時間)、英国ロンドンで開催した「Galaxy Unpacked 2026」で、スマートウォッチの新製品「Galaxy Watch Ultra2」と「Galaxy Watch9」を発表した。両モデルともバッテリーやディスプレイ性能を高めたほか、AIを活用した健康管理機能を拡充した。予約販売は28日に始める。
上位モデルのGalaxy Watch Ultra2は、バッテリー容量を前モデル比35%増の800mAhに引き上げた。SoCには「Snapdragon Wear Elite Platform」を採用し、CPU性能は32%、GPU性能は19%向上した。
本体の厚さは前モデル比12%減の10.7mm。ディスプレイは最大5000ニトの高輝度表示に対応し、防塵・防水性能はIP69Kに強化した。
10ATM防水に加え、国際規格「EN13319」の認証も取得した。水深、水温、潜水時間などをリアルタイムで記録できる。Samsung Electronicsは、ダイビング機器メーカーMaresと共同開発した専用アプリを2026年下期に提供する予定だ。
新たに追加した「トレイルランニング」機能では、高度や登坂の進み具合、路面状況などを追跡し、ペース配分を支援する。体重に対する発汗量を基に、水分補給のタイミングを知らせる機能も備えた。
日常利用向けのGalaxy Watch9は、前モデルのクッションデザインを継承しつつ、アルミニウム筐体とシリコンバンドを採用して装着感を高めた。40mmモデルでは、バッテリー容量を前モデル比20%増の390mAhとし、ディスプレイは最大3000ニトの高輝度表示に対応する。
健康管理機能も強化した。睡眠中の心拍数、心拍変動、呼吸率、皮膚温、血中酸素飽和度などを測定し、通常時と異なる変化があれば通知する「生体シグナル」機能を追加した。
このほか、睡眠や活動量、体成分、血管ストレスなどを分析する「心臓健康スコア」、運動や日常活動が心臓に与える負荷を示す「日次有酸素負荷」機能も搭載した。体成分と心肺持久力を総合的に分析する「身体体力指数」や、有害な騒音を検知する「聴力」機能も利用できる。
AIを活用した睡眠時無呼吸の検知機能は、睡眠中の呼吸障害レベルに関するインサイトを提供できるよう強化した。Galaxy Watchで収集したデータをAIベースの健康インサイトに変換し、疾病リスクや身体の変化を早期に把握できるよう支援する。
Samsung Electronicsのキム・テムン代表取締役兼MX事業部長は、「今回の新製品は、予防的な健康管理を通じて、より健康的な生活を支えるデジタルヘルス体験の重要なマイルストーンになる」とコメントした。その上で、「先回りの健康管理を支える実用的なインサイトを提供する」と述べた。
価格は、Galaxy Watch Ultra2が47mmのLTEモデルのみで96万9100ウォン(約10万6600円)。Galaxy Watch9は、44mmモデルがLTE版56万9800ウォン(約6万2700円)、Bluetooth版53万9000ウォン(約5万9300円)、40mmモデルがLTE版52万9100ウォン(約5万8200円)、Bluetooth版49万9000ウォン(約5万4900円)。