写真=ITern

ITernは7月22日、オープンソースの「Ingress NGINX」の公式サポート終了を受け、既存利用者の移行を支援するオンラインツール「Ingress To NGF」を公開した。

Ingress NGINXは、Kubernetes環境で外部からのHTTP/HTTPSトラフィックをクラスタ内のアプリケーションへ接続してルーティングするコントローラとして使われてきた。

同社によると、Kubernetesコミュニティが維持管理してきたオープンソースのIngress NGINXプロジェクトは、2026年3月に公式サポートを終了した。今後、新たに見つかるセキュリティ脆弱性へのパッチ提供や機能改善、バグ修正は行われないという。

「Ingress To NGF」は、Ingress NGINX利用者のGateway APIベース環境への移行を支援するツールだ。ITernの公式サイトで無料提供しており、既存のYAML構成ファイルを入力欄に貼り付けると、F5 NGINX Gateway Fabric向けの構成ファイルへリアルタイムで自動変換する。

ITernのキム・ヨンフン代表は、「オープンソースのIngress NGINXのサポート終了は、企業がインフラのセキュリティと運用体制を商用ソリューション軸で見直す契機になった」とコメント。「Ingress To NGFは、既存設定を次世代のGateway APIベースアーキテクチャへ、より円滑に移行するための実務的な支援ツールになる」と述べた。

キーワード

#Kubernetes #Ingress NGINX #Gateway API #F5 #NGINX #移行 #セキュリティ
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.