KTは7月22日、統合広告プラットフォーム「baroad」を高度化した「baroad 2.0」の提供を開始した。屋外広告やIPTV広告、提携媒体を単一基盤で一括運用できるようにし、広告商品や料金、配信状況もリアルタイムで確認できるようにした。
baroadは、広告主が広告の企画から出稿までを直接進められるダイレクトセールス型のプラットフォームだ。
baroad 2.0では、KTの屋外広告とIPTV広告に加え、提携媒体も単一プラットフォーム上で統合運用できる。これまでは屋外広告やIPTVなど媒体ごとに個別契約して運用する必要があったが、今後は複数媒体を連携させ、一括で広告を出稿できるようになる。
媒体ごとの広告商品や料金、配信状況もリアルタイムで確認できる。仲介工程を減らすことで、広告取引の透明性を高めるとともに、広告主のコスト負担軽減につなげる考えだ。
KTはあわせて、人流データや商圏分析、交通量、過去の広告出稿データを組み合わせた広告サービスも提供する。広告目的や業種、地域、予算に応じて最適な媒体を提案するAIも導入した。
今後は、広告接触機会を示す指標であるOTSを活用し、媒体特性や地域特性を踏まえたターゲティング広告商品の拡充を進める。さらにbaroad 2.0を、プログラマティック基盤のCPM(1000回表示当たりの広告費)商品へ転換し、広告運用の効率化と取引透明性の向上を図る。
KTでメディア事業本部長を務めるキム・ビョンジン常務は、「KTのデータとAIの力を基盤に、広告主がより簡単かつ効率的に広告を運用できる環境を整えていく」とコメントした。