写真=Reve AI

ビットコインが6万6000ドル台を回復し、約1カ月ぶりの高値を付けた。Cointelegraphによると、21日(現地時間)にはBitstampベースで6万6306ドルまで上昇し、6月17日以来の高水準となった。

足元では6万5000ドル近辺で上値を抑えられる場面が複数回あったものの、上昇トレンドは維持されている。6万5000ドルを上抜けたことで、市場では次の上値メドを6万7000ドル超とみる見方が広がり、7万ドルも改めて心理的な節目として意識されている。

市場参加者の間でも強気の見方が出ている。トレーダーのジェルはXへの投稿で、ビットコインがレンジ下限を取り戻した後、上昇幅を広げていると分析した。テッド・ピローズは、6万5000ドル回復後の次の主要な上値抵抗帯として、6万7500〜6万8000ドルを挙げた。

一方、今回の上昇局面ではショートポジションの清算も膨らんだ。Coinglassの集計によると、直近24時間の暗号資産市場全体の清算額は約2億ドルに達した。Exitpumpはデリバティブ市場の動向を踏まえ、今回の上昇がショート清算に支えられた可能性があると指摘。現物の買い需要はなお限定的だと警戒感を示した。

オプション市場では、7月末に向けたビットコイン上昇に賭ける動きも一部で確認された。QCP Capitalは、月末にかけての上昇を見込む需要が一部でみられるとした上で、市場が米連邦準備制度理事会(FRB)の次回会合を前に金融政策の方向性を注視していると分析した。

CME GroupのFedWatchツールによると、7月29日の会合で政策金利が現行の3.50〜3.75%に据え置かれる確率は83.4%。一方、9月16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、3.75〜4.00%へ引き上げられる確率が53.8%と織り込まれている。QCP Capitalはこのほか、米国とイランの戦争を背景に、主要な世界の原油輸送ルートが再び封鎖された点にも言及した。

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