Samsung Electronicsの次期フラッグシップスマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra2」とみられるレンダー画像と主要仕様が流出した。薄型化に加え、バッテリー容量の増加やディスプレイ輝度の引き上げ、防水・防塵性能の強化などが取り沙汰されている。
米ITメディアのEngadgetが7月20日(現地時間)に報じたところによると、著名リーカーのエバン・ブラス氏はSubstackの「Leakmail」で、Galaxy Watch Ultra2のレンダー画像と主な仕様を公開した。
今回の情報は、Samsung Electronicsの「Galaxy Unpacked」開催を2日後に控える中で浮上した。今月初めにもデザインの一部は明らかになっていたが、今回は複数の角度から見た画像に加え、より詳細な仕様も含まれている。
注目点の1つは耐久性の強化だ。流出情報によれば、Galaxy Watch Ultra2は前モデルのGalaxy Watch Ultraが対応するIP68に加え、IP69Kの防水・防塵性能に対応する可能性がある。
本体は前モデル比で約12%薄型化する見通しだという。堅牢なデザインを維持しつつ、装着感の改善を狙った仕様とみられる。
バッテリーとディスプレイも強化される可能性がある。バッテリー容量は590mAhから800mAhに増える見込みで、ディスプレイの最大輝度も3000ニトから5000ニトへ引き上げられるとの情報が出ている。電池持ちや屋外での視認性は、次世代モデルの競争力を左右する要素になりそうだ。
性能面では、Qualcommの次世代ウェアラブル向けプラットフォームを採用するとの見方も改めて浮上した。ブラス氏は、Galaxy Watch Ultra2が「Snapdragon Wear Elite」を搭載すると伝えており、最近出回った別の流出情報とも一致するという。
同氏は、標準モデルのGalaxy Watch9にも同じチップセットが採用されると伝えた。両モデルが共通のプラットフォームを採用する場合、Samsung Electronicsはデザイン、バッテリー、ディスプレイ、耐久性といったハードウェア面でUltraモデルの差別化を図る公算が大きい。
もっとも、これらは正式発表前の流出情報に基づくもので、最終仕様が変わる可能性はある。価格も現時点では明らかになっていない。Engadgetは、Samsung ElectronicsがUnpackedで最終仕様と価格を公表する見通しだとしている。
焦点は、Ultraブランドのプレミアム性を維持しながら、実用面でどこまで進化したかに移りつつある。あわせて、同一チップ搭載が取り沙汰されるGalaxy Watch9との差別化をどう打ち出すかも注目される。