XRP(写真=Shutterstock)

Rippleのデイビッド・シュワーツ氏は19日、InstagramなどのSNSで自身を装う偽アカウントに注意するよう呼びかけた。X上で、Instagramで本人とやり取りしていると思っている利用者に対し、「相手は9割方なりすましだ」と警告した。

米ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、発言はX上での利用者とのやり取りの中で出た。ある利用者がシュワーツ氏の投稿に反応し、Instagramでメッセージを送ったと伝えたのに対し、同氏はInstagramを何年も使っていないと説明した。

そのうえでシュワーツ氏は、「あなたが話している相手は90%の確率でなりすましだ」と返信した。

同氏は自身のSNS利用状況についても言及した。Facebookのアカウントはあるものの、投稿頻度は数カ月に1回あるかないかの水準だという。一方で、InstagramやTelegramなどで本人を名乗るアカウントについては、大半が詐欺の可能性が高いとした。

今回の発言は、シュワーツ氏が先にXRPレジャーの利用者を狙ったエアドロップや景品をうたう詐欺の増加を警告した直後に出たものだ。当時もXRPコミュニティに対し、関連詐欺が急速に広がっているとして注意を促していた。

暗号資産市場では、なりすまし詐欺は代表的な手口の一つとされる。詐欺師は業界関係者や企業の名前、プロフィール写真、投稿の形式を模倣し、信頼を得たうえで個別メッセージを送るケースが多い。

その後、投資機会やカスタマーサポートを装って、暗号資産の送金やウォレット接続、偽リンクのクリック、個人情報の提供を求める手口が繰り返されているという。

Rippleもこれまで、自社や経営陣を装う詐欺事例についてたびたび注意喚起してきた。特にYouTubeでは、既存アカウントを乗っ取ったうえでRipple公式チャンネルを装い、XRPの送付を促す手口が増えていると警告したことがある。

Rippleは、同社や経営陣が利用者にXRPの送金を求めることはないとしている。

今回の警告は、単なるアカウント案内ではなく、SNS上で接触してくる相手が本当に本人なのかをまず確認すべきだという点を改めて示したものといえる。特にInstagramやTelegramでシュワーツ氏を名乗るアカウントから送金やウォレット接続を求められた場合は、応じないよう注意が必要だ。

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