Bitcoinのオンチェーン指標に、弱気相場の終盤で現れやすいシグナルが再び確認された。CryptoQuantは、短期保有者と長期保有者の平均取得単価が交差したことを踏まえ、足元の下落局面が最終段階に入る可能性があると分析している。
U.Todayが18日(現地時間)にこうした動きを報じた。CryptoQuantによると、焦点となっているのは、保有期間6カ月未満の短期保有者と、6カ月以上保有する長期保有者の平均取得単価の関係だ。Bitcoinが過去9カ月にわたって下落基調を続けるなか、短期保有者の平均取得単価が長期保有者を下回ったという。
市場では、こうした動きは弱気相場終盤のサインと受け止められることが多い。今回の分析では、長期保有者の定義も一部見直した。7年以上動いていない保有分は長期保有者の平均取得単価の算出対象から除外しており、CryptoQuantは、実際に市場に参加している長期投資家の平均取得単価をより適切に反映するためだと説明している。
もっとも、CryptoQuantはこのシグナルだけでBitcoinがすでに底を打ったと判断することはできないと強調した。短期保有者と長期保有者の平均取得単価の交差は、「Bitcoinがすでに底値を付けた、あるいは新たな強気相場が始まったことを意味しない」としている。
今回のオンチェーン指標が示すのは、あくまで弱気サイクルの「最終段階」入りの可能性だ。市場ではBitcoinが実際に底を確認したかどうかに関心が集まっているが、現時点では底打ちの確定というより、下落圧力が終盤に近づいている可能性を示す材料として受け止める必要がある。今後は、短期保有者の平均取得単価の動きが安定するかどうかや、長期保有者との差がどの方向に広がるかが注目される。