XRPは昨年7月に付けた高値3.60ドル以降、下落チャネル内での推移が続いている。足元では短期的な下値メドとして0.9223ドルが意識されており、この水準を維持できるかが今後の方向性を左右しそうだ。
ブロックチェーンメディアのDecryptoが7月18日(現地時間)に報じた。報道によると、XRPは急騰後に形成された調整局面のレンジ内にとどまっており、チャネル上限を明確に上抜ければ、3ドル台を再び試す余地があるという。
チャート上では、高値と安値の切り下がりが続いている点が目立つ。XRPはおよそ1年にわたり、下向きの平行トレンドラインに挟まれた典型的な下落チャネルを形成してきた。分析時点の価格は1.08ドルで、市場では調整局面が終盤に入ったかどうかに関心が集まっている。
上値抵抗線は、これまで戻り局面のたびに相場の重しとなってきた。2025年9月には3.18ドルまで上昇したが、チャネル上限の突破には至らず、その後は再びチャネル内に押し戻された。10月の反発も3.10ドルで失速し、2026年1月初旬の戻り高値も2.31ドルにとどまった。さらに2026年5月は1.48ドル、6月は1.29ドルで反発が一巡している。
一方、下値では買い支えも確認されてきた。2025年8月の2.72ドル、同年10月の2.19ドル、12月の1.77ドル、2026年4月の1.28ドル、6月の1.05ドルでそれぞれ下値を支えた。ただ、下値支持の水準自体が段階的に切り下がっているため、トレンド転換を判断するにはなお材料不足との見方もある。
目先の最大のポイントは、0.9223ドルを維持できるかどうかだ。この水準で下げ止まれば、反発シナリオは比較的明確になる。最初の上値目標は、これまでの支持線から抵抗線へと転じた1.29ドル。その後はいったん1.11ドル近辺まで調整し、新たな支持線を形成する可能性がある。
1.11ドルがサポートとして機能すれば、次の上値目標は1.81ドルとなる。この水準は2025年12月の支持帯と重なる水準とされる。さらにその後、1.55ドル近辺で短期的な調整を挟みつつ、反発基調が強まる可能性もあるとの分析だ。
最終的な上値の焦点として挙げられているのが、2025年9月に突破できなかった3.18ドルだ。この水準の回復は単なる価格の戻りにとどまらず、切り下がりの構造が切り上がりへ転じる節目となる可能性がある。Decryptoは、XRPの次の方向性は0.9223ドルの防衛とチャネル上限の突破にかかっていると伝えている。