写真=Apple

Appleの次期薄型スマートフォン「iPhone Air 2」で、超広角カメラの追加と大容量バッテリーの採用観測が浮上している。現行の「iPhone Air」で指摘されてきたカメラ構成と電池持ちの弱点を補う動きとして注目されそうだ。

米ITメディアの9to5Macが7日(現地時間)に報じた。これまで複数の予測を的中させたとされるリーカーが、iPhone Air 2で見込まれる変更点のうち、バッテリー容量について具体的な数値に言及したという。

現行のiPhone Airは、薄型設計を大きな特徴とする一方で、カメラが1基のみである点が弱みとして挙げられてきた。来年春に投入されるとみられる第2世代モデルでは、この点が見直されるとの見方が続いている。

追加される2基目のカメラについては、これまで望遠か超広角かが定かでなかったが、最近では超広角との見方が強まっている。リーカーのDigital Chat Stationも同日、この見方を改めて示した。超薄型モデルの課題とされてきた単眼構成を改め、携帯性を維持しながら撮影の実用性を高める狙いがあるとみられる。

バッテリーについても、より具体的な情報が出てきた。Bloombergは先に、次期モデルでバッテリー駆動時間が改善すると報じていたが、それが容量拡大によるものか、電力効率の向上によるものかは明らかにしていなかった。今回のリークでは「かなり大きな容量のバッテリー」を搭載するとの主張が示され、駆動時間の改善だけでなく、容量そのものが増える可能性が浮上した。

比較対象として挙がっているのが、現行モデルの3149mAhと、iPhone 17の3692mAhだ。今回の情報が事実であれば、iPhone Air 2はiPhone 17に近い容量を備える可能性がある。薄型設計を維持したままバッテリー容量を引き上げられれば、iPhone Airの購入をためらう要因の一つを減らせる可能性がある。

こうした変更は、iPhone Airの製品戦略とも重なる。従来は薄さを優先する一方で、カメラ構成やバッテリー性能では一定の妥協があった。第2世代で超広角カメラと大容量バッテリーが加われば、デザイン重視のモデルから、実用性も備えた薄型モデルへと位置付けが変わる可能性がある。2基目が望遠ではなく超広角とみられている点も、高倍率撮影より日常利用での使い勝手を重視した判断と受け止められる。

もっとも、現時点ではいずれもリーク情報の段階にとどまる。発売時期は来年春とされるが、Appleが最終的にどの構成を採用するかは正式発表まで確定しない。ただ、今回は従来の観測に加え、バッテリー容量に関する具体的な数値が示された点で注目度が高い。薄さだけで差別化を続けるのか、それとも第2世代でカメラとバッテリーの弱点を補い、主力モデルに近い実用性を備えるのかが焦点となりそうだ。

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