画像=Kakao

Kakaoは、KakaoTalk内のAIサービス「Kanana」の場所関連機能を更新し、検索・予約対応の対象を旅行・文化・日常利便分野に広げた。会話の文脈に合わせて候補を提示し、アプリ内で予約まで完了できるようにした。

Kananaではこれまで飲食店を中心にスポット提案や予約機能を提供してきたが、今回のアップデートで対応領域を拡大した。観光地や宿泊施設、展示会、公演、映画館に加え、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、自動車整備工場などについても、会話の流れに応じて案内を受けられる。

予定情報と回答内容に応じたパーソナライズ機能も強化した。特定地域への訪問予定がKananaに登録されている場合、朝の予定ブリーフィングで、その地域の飲食店情報や駐車場情報、メニュー情報などをあわせて提供する。

スポット提案時には、ユーザーの関心が高いと見込まれる関連質問を自動生成して提示する機能も追加した。

今後は、複数カテゴリーのスポットをまとめて提案する機能もKakaoTalkに適用する計画だ。会話の文脈に応じて宿泊施設、観光地、飲食店などを一括で提示し、旅行日程とKakaoMapを連携させて、時間帯ごとの訪問先を地図上に表示する機能も検討している。

今回のアップデートは、ユーザーの意図を把握し、自律的に判断・実行する「エージェントAI」実装の一環という。単発の検索にとどまらず、追加の検索や検討から最終的な実行まで、ユーザーの一連の行動を支援する構想だ。

Kakaoは今後、KakaoMapや「KakaoTalk予約」など自社サービスとの連携を強化するとともに、外部パートナーとの協業を通じて関連エコシステムの拡大を進める方針としている。

Kakao関係者は「『場所エージェント』の強化により、提案から検索、共有、予約までを一つの会話の中で完結できるようになった」と説明した。そのうえで、「単に質問に答える検索を超え、ユーザーの意図を解釈し、必要な機能を自律的に判断して組み合わせるエージェントAIを段階的に拡大していく」と述べた。

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