Shiba Inu(SHIB) 写真=Shutterstock

Shiba Inuで短期的な弱気シグナルが再び点灯した。30分足ではデッドクロスが確認され、直近の反発局面はいったん勢いを欠いている。一方で、オンチェーンデータでは直近24時間に757億SHIBが取引所から純流出しており、大口保有者による買い集め継続との見方も出ている。

The Crypto Basicが7日付で報じたところによると、Shiba Inuは短期チャートで弱気シグナルを示す一方、取引所からの資金流出は続いている。

弱気シグナルが確認されたのは30分足だ。50移動平均線を200移動平均線が上回る形となり、短期的な上昇モメンタムの鈍化を示唆した。デッドクロスは一般に、買いの勢いの減速や上昇トレンドの一服を示すシグナルと受け止められる。

Shiba Inuは週初めに0.00000426ドルまで下落した後、反発局面で一時ゴールデンクロスを形成した。50移動平均線が200移動平均線を上回り、価格は0.00000447ドルまで上昇。安値からは約5%戻した。ただ、この水準では上値を抑えられ、その後は0.00000436ドルまで下落した。下落局面ではデッドクロスが再び形成された。

このシグナルを巡っては、市場でも見方が分かれている。デッドクロスを遅行指標とみなし、すでに進んだ値下がりを反映したにすぎないとの受け止め方もある。追加下落を直ちに示す材料ではない、との見方だ。

それでも、短期的な弱気サインであることに変わりはない。とりわけ反発継続を期待していた買い手にとっては、警戒を促す動きといえる。今回は下位時間足での発生にとどまっているが、上位時間足でも同様のシグナルが確認されれば、弱気地合いの再確認として意識される可能性がある。

下値のメドとしては、0.00000241ドルと0.00000155ドルが支持帯として示された。弱気圧力がさらに強まれば、0.0000010ドルまで下落余地が広がるとの見方も出ている。

一方、需給面では逆方向の動きも確認された。CryptoQuantの取引所の純流出入データによると、直近24時間でShiba Inuは757億SHIBの純流出となった。取引所への流入を流出が上回ったことを意味し、同量のトークンが前日に取引所外へ移された計算になる。

こうした傾向は足元でも続いている。保有者は安値圏で買い増した後、トークンを取引所ではなく自己保管ウォレットへ移し、長期保有に回す動きが目立つ。取引所内の流通量が減れば、売り圧力の緩和につながる可能性がある。

足元のShiba Inuは、短期テクニカルの弱気シグナルと大口保有者の買い集め観測がせめぎ合う展開となっている。短期的には反発一服への警戒が強まる一方、取引所からの純流出が続けば、需給面から持ち直し期待が再燃する余地もある。上位時間足にも弱気シグナルが波及するのか、それとも取引所純流出が続くのかが次の焦点となる。

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