XRP 写真=Shutterstock

資産運用会社BitwiseのXRP現物ETFが、累計純流入額で5億ドルの大台を超えた。XRP現物ETFとしては初めてで、市場全体の累計純流入14億9000万ドルのうち33%を占め、資金流入額で首位に立っている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが7日付で報じたところによると、同ETFの累計純流入は同日時点で5億11万5000ドルだった。

注目されるのは、XRP相場が軟調な局面でも資金流入が続いた点だ。BitwiseのXRP現物ETFはここ数週間、市場全体の資金流入をけん引し、単一商品として最大の比率を占めた。

XRP現物ETF市場全体の累計純流入は14億9000万ドルに達しており、このうちBitwiseの比率は33%だった。

BitwiseのXRP現物ETFは2026年1月2日に取引を開始した。初日は資金流入がなかったものの、1月5日には1661万ドルを集め、当時のXRP現物ETF市場全体の純流入4610万ドルの36%を占めた。

1月7日には、XRP現物ETF市場が発足後初めて日次の純流出4080万ドルを記録したが、Bitwiseの商品には244万ドルが流入した。市場全体が流出超となるなかでも資金を集め、当日の流出額を抑える一因になったという。

その後も安定した資金流入が続いた。BitwiseのXRP現物ETFは2026年1月と2月、日次ベースで一度も流出を記録しなかった。

月間の純流入は1月が7289万ドル、2月が3226万ドルだった。2月の流入額は、同月のXRP現物ETF市場全体の純流入5809万ドルの55%に相当する。

同商品の初の日次流出は3月6日に発生した。ただ、2025年11月末の上場以降、日次で流出が生じた日は合計7日にとどまった。これに対し、同期間にXRP現物ETF市場全体で日次流出が発生した日は19日だった。

月次では一度も純流出となっていない。1月の7289万ドル、2月の3226万ドルに続き、3月は702万ドル、4月は4474万ドル、5月は4948万ドル、6月は2798万ドルの純流入を記録した。

7月に入ってからも180万ドルが流入した。Bitwiseの商品は6月29日に累計純流入5億500万ドルとなり初めて5億ドルを超えたが、7月初旬には一時的に5億ドルを下回った。その後は資金流入が戻り、足元では再び5億ドル台に乗せている。

競合との差も広がっている。先行して市場に投入されたCanary CapitalのXRP現物ETFの累計純流入は4億6697万ドルで、なお5億ドルには届いていない。

Franklin TempletonのETFは4億1323万ドルで3位、GrayscaleのGXRPは1億3146万ドルだった。

こうした動きは、XRP現物ETF市場で資金がBitwiseに集中していることを示している。Bitwiseの商品は市場全体の累計純流入の3分の1を占め、個別ETFとして最大の資金を集めた。市場全体が15億ドルに迫るなかでも、Bitwiseは首位を維持している。

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