XRPが2017年の上昇局面に似たチャート形状を示しているとの分析が出ている。写真=Reve AI

XRPが、2017年の急騰局面の前にみられた長期上昇トレンドラインの再試験局面に近づいているとの分析が浮上している。注目点は0.74〜0.80ドルの価格帯を下値支持として維持できるかどうかで、仮に過去の上昇幅の一部でも再現されれば、46ドルに達する可能性があるとの見方も示された。

ブロックチェーンメディアThe Crypto Basicが7日(現地時間)に伝えたところによると、XRPは2020年から続く上昇トレンドラインの4度目の再試験を迎える可能性がある。過去には同水準を維持した後、大幅な上昇につながったケースがあったという。

足元の相場は軟調に推移している。XRPは2025年4〜6月期に下落基調へ転じた後、下げ幅を広げ、2025年7月に付けた高値の3.66ドルから約70%安い1.12ドル前後で取引されている。

一方で、チャート上では長期の上昇トレンドそのものはまだ崩れていないとの見方もある。今回の分析では、複数年にわたる上昇トレンドラインを4度試した後に高値を更新する過去のパターンが再現されるかが焦点とされた。XRPの過去の値動きでは、この構造が確認された例は1度だけとされる。

最初の事例は2013年から2017年にかけての相場だ。XRPは2013年8月の取引開始後に上昇トレンドラインを形成し、同ラインを再試験して反発するたびに上昇局面が続いた。

2013年8月に0.00289ドルの安値を再試験した後、同年12月には0.0614ドルまで上昇し、上昇率は2000%を超えた。さらに2014年5月に0.00310ドルを再試験した後も、同年12月には0.02803ドルまで897%上昇した。

その後、2015年12月には0.00404ドルで3度目の再試験が発生し、2016年10月には0.00947ドルまで134%反発。続く2017年2月には0.005ドルまで下落し、4度目の再試験が行われた。以降、相場の流れは大きく変化した。

当時のXRPは2018年1月に3.31ドルまで急騰し、1年で約6万3000%上昇したという。

今回のサイクルも、これと似た構造として解釈されている。XRPは2020年初めから2本目の長期上昇トレンドラインを形成し、最初の再試験は2020年4月の0.1681ドルで起きた。その後、2021年4月には1.96ドルまで上昇し、上昇率は1065%に達した。

2度目の再試験は2022年6月の0.28ドル近辺で、その後の反発局面では2023年7月に0.94ドルまで184%上昇した。

3度目の再試験は2024年11月の0.49ドルまでの下落局面とされる。その後、XRPは2025年7月に3.66ドルまで646%急騰した。こうした流れを踏まえ、市場では4度目の再試験が現れるかどうかに関心が集まっている。

重要な価格帯として挙げられたのが0.74〜0.80ドルだ。チャート上では長期上昇トレンドラインが現在このレンジと重なっており、XRPが一段安となってもこの水準で下げ止まれば、上昇再開の可能性があるとした。

分析では、トレンドラインの再試験後に相場が持ち直す動きは、長期的に買い優勢が続いていることを示すとみる。資産価格がより高い安値を継続的に形成している点も、その根拠として挙げられた。

もっとも、今回も過去と同じ規模の急騰につながるかは不透明だ。2本目の長期トレンドラインにおける反発幅は、最初のサイクルに比べてかなり小さく、2017年当時と同様の6万3000%上昇を見込むのは難しいとの留保も付された。

その一方で、2017年の上昇幅の10分の1でも実現すれば、XRPは46ドルに達する可能性があるとの見方も示された。

今後の焦点は、単なる自律反発の有無ではない。0.74〜0.80ドルで実際にトレンドラインを維持できるかどうかが最大の注目点となる。この水準を守れれば、過去と類似した「4度目の再試験」パターンが完成する可能性がある。

逆に、このレンジを明確に割り込めば、今回の分析の前提そのものが揺らぐ可能性がある。

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