EastSoftは7月8日、CJ Olive Youngと共同で、キオスク型の「AIショッピングアシスタント」を先行導入すると発表した。対象は外国人客の利用が多い東大門歴史文化公園駅店、アックジョン中央店、イデ中央店の3店舗。8言語対応のAIアバター接客や商品提案機能を通じ、言語の壁を和らげる狙いだ。
同サービスは、EastSoftのリアルタイム対話型AIアバターサービス「PERSO INTERACTIVE」を基盤とする小売向けソリューションで、K-ビューティー市場向けに最適化している。
主な利用者として想定するのは、20〜30代の外国人顧客だ。キオスク内のAIアバターがリアルタイムで接客し、多言語での商品購入を支援する。あわせて、店頭データの収集・分析を通じて店舗運営の効率化にもつなげる。
主な機能は、8言語対応のAIアバター接客、K-ビューティーの特性を反映したAIによるパーソナライズ推薦、バーコードスキャンに基づく多言語の商品情報案内、免税手続きや店舗利用に関する問い合わせへの自動対応、顧客行動データに基づく運営ダッシュボードなど。
CJ Olive Youngの店舗スタッフを対象にしたアンケートでは、69.4%が言語の壁を感じていると回答し、54.8%が通訳の必要性を挙げた。EastSoftは、こうした現場の需要を踏まえ、多言語対応機能を優先的に開発したと説明している。
AIによるパーソナライズ推薦機能は、EastSoftの独自AI推薦エンジン「AURA」にCJ Olive Youngの商品データを組み合わせて実装した。肌悩みや好みのテクスチャ、使用目的に合った製品を提案する。
チョン・サンウォン代表は「EastSoftのAI技術を通じて、グローバル小売店舗における海外顧客対応の課題を解決し、店舗パフォーマンスの向上にも寄与できる」とコメントした。そのうえで、「CJ Olive Youngとの協業を通じ、世界中の顧客により良いK-ビューティーの購買体験を提供できるよう、サービスを高度化していく」と述べた。