写真=Woori Bank

Woori Bankは7月8日、ロンドン、香港、LA、シンガポールの海外4拠点で外貨建て債を直接発行し、総額2億7500万ドルを調達したと発表した。短期調達に偏っていた従来の構造を見直し、各拠点が現地営業に必要な長期外貨資金を自ら確保できる体制づくりを進める。

今回の発行で確保したのは、満期2〜5年の長期外貨資金。Woori Bankは、海外営業基盤の強化に加え、収益性の管理高度化にもつなげたい考えだ。

調達には「MTNプログラム」を活用した。MTNプログラムは、グローバル資本市場で発行枠を事前登録し、その枠内で必要に応じて外貨建て債を発行できる中長期の資金調達手法を指す。

拠点別の発行額は、香港支店が4〜5月に4回に分けて計1億8000万ドル、LA支店が6月25日に2000万ドル、ロンドン支店が7月1日に4500万ドル、シンガポール支店が7月8日に3000万ドルだった。

Woori Bankは今後、海外拠点の自主調達能力をさらに拡大する方針だ。下期の海外拠点評価にMTNプログラム活性化に関する加点項目を新設するほか、年末にはプログラムの総発行枠を現行の70億ドルから100億ドルへ引き上げる計画。このうち10億ドルは海外拠点向けに割り当てる予定としている。

資金部のホン・ジンバン副部長は「海外拠点による外貨建て債の自主発行が実現した意義は大きい」とコメントし、「今後も海外営業基盤を一段と強化していく」と述べた。

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