Synologyは7月8日、1Uバックアップアプライアンス「ActiveProtect Appliance DP5200」を発売した。中小企業向けのデータ保護製品群「ActiveProtect」のラインアップ拡充の一環と位置付ける。
DP5200は、コンパクトな筐体にワークロード管理とAIベースのセキュリティ機能を統合した製品で、1Uのフォームファクターで最大36TBに対応し、ActiveProtect Manager(APM)のエンタープライズ向けバックアップ機能を備える。
保護対象は、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-Vなどの仮想化プラットフォームに加え、Windows/Linuxサーバ、Windows PC、macOSなどの物理インフラにも対応する。さらに、Microsoft 365などのSaaSアプリケーション、OracleおよびMicrosoft SQLのデータベース、SMB共有、NetApp、Nutanixベースのファイルサーバも保護対象とする。
今後公開予定のAPM 2.0では、Azure VM、Amazon EC2、Nutanix AHV、Proxmox VE、Google Workspaceのサポートを追加する予定だ。
Synologyのデータ保護事業部バイスプレジデントを務めるジアユ・リウ氏は、「企業は、コストや運用の複雑さを増やすことなく、環境に応じて拡張できるデータ保護ソリューションの導入に苦労している」とコメント。その上で、「DP5200は、省スペースの統合型ソリューションとして、中小企業でも導入しやすいよう設計した」と述べた。