Anthropicの「Claude」(写真=Shutterstock)

Anthropicは、AIエージェント「Claude Cowork」のWeb版とモバイル版を8日に提供開始する。対象はMaxプラン加入者。デスクトップで始めた作業を別の端末に引き継げるほか、端末がオフラインでもバックグラウンドで処理を継続できるようにする。TechCrunchが7日(現地時間)に報じた。

Claude Coworkは、Anthropicが今年1月にデスクトップアプリとして提供を始めた。今回の対応により、ユーザーはデスクトップで開始した作業をスマートフォンで確認でき、ノートPCを閉じた後も別の端末で結果を引き継げる。

複数プラットフォームへの対応によって、Claude Coworkの利用範囲も広がる。もともとは、汎用的な知識労働を支援する「Claude Code」型のエージェントとしてスタートしたが、今回の拡張により、コーディング支援にとどまらない一般業務向けのAI支援ツールとしての性格を強めた。複数端末で作業を継続しつつ、ユーザーの判断が必要な場面に限って入力を求める仕組みだ。

デスクトップアプリは、ローカルファイルやブラウザーにアクセスする高度な処理を担う。一方で、Web版とモバイル版の追加により、アプリをインストールしていないユーザーもClaude Coworkを利用できるようになる。

Anthropicはあわせて、初期の利用動向も公表した。5月最終週からの2週間について、60万超の組織における120万件の匿名化・集計済みセッションを分析したところ、利用分野で最も多かったのは業務プロセス運用で、全体の33.4%を占めた。

これに続いたのは、コンテンツ制作とコピーライティングで16.4%。下書き作成、スライド資料、ソーシャル投稿、提案書など、コミュニケーション関連業務が含まれる。一方、ソフトウェア開発は8.7%だった。

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