a16z Cryptoのゼネラルパートナーを務めるガイ氏は、ウォール街や政府が最近「デジタル資産」という用語を積極的に受け入れ始めている動きについて、企業によるクラウド移行と本質的に同じデジタル変革の兆候だとの見方を示した。
同氏はこのほど、自社サイトに掲載した文章でこうした考えを明らかにした。
同氏によれば、金融業界は一見デジタル化が進んでいるように見えるものの、実際にはシステムが分断されており、手作業による突き合わせや紙ベースの業務に大きく依存している。
そのうえで同氏は、「大手金融機関がブロックチェーンを採用する主な理由は、分散化や金融主権といった暗号資産のイデオロギーではない。複数の機関が連携する際に生じる、信頼や協業を阻むボトルネックを解消するためだ」と強調した。
さらに、ブロックチェーンの活用によってカウンターパーティーリスクを抑え、取引順序の公正性や最適執行の確保につなげられるとの見解を示した。
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