ビットコインのイメージ写真=Shutterstock

VanEckは、ビットコインが2031年までに1BTC当たり100万ドルに達する可能性があるとの見方を示した。長期的な上昇を見込む一方で、短期的には循環的な値動きに伴う大幅な変動や、ナスダックとの相関上昇にも注意が必要だとしている。

ブロックチェーン専門メディアBeInCryptoが7日(現地時間)に報じた。VanEckでデジタル資産リサーチを統括するマシュー・シーゲル氏が、CNBCの番組「Halftime Report」に出演し、こうした見解を示した。

シーゲル氏は、VanEckの基本的な見立てとして、ビットコインの長期的な上昇基調を挙げた。その一方で、ビットコインは循環的な値動きをしやすい資産であり、上昇局面では価格変動が大きくなりやすいとも説明した。

また、ビットコインの普及過程をビデオゲーム産業になぞらえ、若年層を中心に広がった需要が世代を超えて拡大していると指摘した。人口構造の変化にも触れ、これまで特定の年齢層に偏っていた需要が、より幅広い層へ広がっていると分析した。さらに、中央銀行が外貨準備の一環としてビットコインを購入する事例も出てきているとして、こうした動きを長期トレンドと位置付けた。

短期的な価格動向については、ビットコインとナスダックの相関が直近5年で最も高い水準まで上昇していると指摘した。足元の上昇局面も、マクロ経済要因の影響を大きく受けているとの見方を示した。

足元の水準でも強気姿勢を維持する理由としては、デリバティブ市場に過熱感が見られない点を挙げた。直近の上昇は主にショートポジションの解消によるもので、市場全体のポジションはなお比較的弱気に傾いているとも説明した。

今回の見通しにより、VanEckはBitwiseの最高投資責任者(CIO)マット・ホーガン氏や、Jan3の最高経営責任者(CEO)サムソン・モウ氏らと同様、ビットコインの100万ドル到達を予測する見方を示した形となった。ただ、分析の枠組みはそれぞれ異なるとしている。

ビットコインが100万ドルに到達するには、現在の価格から12倍超の上昇が必要となる。記事作成時点でビットコインは8万1042ドルで取引され、過去24時間では約0.30%下落した。2025年10月に記録した12万6000ドル台の最高値を回復したとしても、100万ドル到達にはなお大幅な上昇が必要だとBeInCryptoは伝えている。

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