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Googleが、ユーザーに代わって仕事や日常の作業をこなす個人向けAIエージェント「Remy」の社内テストを進めていることが分かった。米Business Insiderが5日(現地時間、米国)に報じた。RemyはGeminiアプリの社内向け版で動作し、複数のGoogleサービスと連携するという。

社内資料ではRemyを「仕事、学校、日常生活のための24時間稼働の個人向けAIエージェント」と説明している。単に質問に答えたり、コンテンツを生成したりする段階にとどまらず、ユーザーに代わって実際の作業を担うアシスタントを目指すとしている。

Remyは、Googleの各種サービスと深く連携する設計という。ユーザーの関心事項を継続的に把握し、複雑なタスクを先回りして処理するほか、使うほど利用者の好みを学習する仕組みだという。

Google社員はすでにRemyを試用している。一方、一般公開の時期は明らかにしていない。社内資料では、正式投入に先立って社員が先行利用する「ドッグフーディング」案件に位置付けられている。

Googleは現時点で、一般提供される完全自律型AIエージェント製品は投入していない。一方で、複数の工程を実行する「エージェントモード」など周辺機能の拡充は進めてきた。ただ、利用できる機能の範囲は契約プランや地域によって異なる。

Remyは、今年初めに話題を集めたAIエージェント「OpenClio」と重なる部分がある。OpenClioは、ユーザーに代わってメッセージに返信したり、調査を進めたりする機能で注目を集めた。OpenAIのサム・アルトマンは2月、同社がOpenClioの開発者を採用すると発表している。

Googleは今月末に開催するI/Oで、次世代AI製品を披露する予定だ。AIエージェントが主要テーマになる可能性は高い。Google DeepMindのデミス・ハサビス最高経営責任者(CEO)も、デジタルアシスタント構築の構想を繰り返し示してきた。

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