写真=Deel

Deelは5月7日、社内ワークフローをAIエージェントで自動化するプラットフォーム「Akai by Deel」を発表した。財務、税務、コンプライアンス、人事などで発生する反復業務の自動化を想定しており、人の承認を前提とした運用や実行履歴の記録機能を備える。

同社によると、Akaiは企業内の業務フローを自律型エージェントで処理する「エージェント型ワークフロー」向けプラットフォーム。各部門の担当者がこれまで手作業でこなしてきた定型・反復業務をAIエージェントが学習し、人の監督の下で自動化できるようにする。

ガバナンス面の機能も組み込んだ。AIエージェントの実行履歴はすべて記録され、再実行にも対応する。送金や申告といった実際の処理は、原則として人の承認を経て実行する設計としている。

機微情報は、暗号化したゼロ知識(Zero-Knowledge)ストレージに保管する。Deelは、EU一般データ保護規則(GDPR)やSOC 2などのグローバルな規制や監査基準に準拠し、100カ国以上で検証を実施したと説明している。

同社は、主要業務の自動化を検討する企業向けにアーリーアクセスプログラムも運営し、導入を支援している。Akaiは、クロスボーダー決済や決済サービス提供事業者(PSP)、税務・規制対応、物流・サプライチェーンなど、反復業務の多い領域での活用を見込む。

共同創業者兼CEOのアレックス・ブアジズ氏は、「Akaiは、Deel自身が直面した課題を解決するために開発したツールで、最初のユーザーは社内のオペレーションチームだった」とコメントした。その上で、「今後は反復的な運用業務をAIが担い、人はそれを監督する形が企業運営の新たな標準になる」と述べた。

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