画像=Red Hat

Red Hatは5月7日、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)10.2と9.8の提供開始を発表した。最新のセキュリティ脅威への対応に加え、AIワークロード向けの支援機能を強化し、ハイブリッドクラウド全体でのIT運用の統合を後押しする。

同社によると、今回のアップデートではセキュリティを軸に、運用のばらつきを抑えながら、ハイブリッドクラウド環境全体を一貫して支えるOS基盤を提供する。

OSレベルでは、機密コンピューティング機能を強化した。AIワークロード向けに信頼性の高い実行環境を提供し、メモリ上およびCPU処理中の機密データを保護するという。

また、量子耐性暗号に加え、イメージモード向けの新たな技術プレビュー「sealed image」などのセキュリティ機能も追加した。重要ワークロードの信頼基盤をさらに強化できるとしている。

RHEL担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのガナー・ヘレクソン氏は、「RHEL 10.2と9.8は、AI活用のスピードとエンタープライズ向けの厳格なセキュリティ要件の両立を図るものだ。複雑な運用上の課題を、自動化された反復可能なプロセスに置き換えられる」とコメントした。

さらに同氏は、「量子耐性暗号とAIベースのアップグレードツールを統合することで、顧客の新たな脅威への備えを支援する。あわせて、ハイブリッドクラウド全体でAIワークロードを一貫して安定的に拡張できるようにし、将来のコンピューティング環境への移行を後押しする」と述べた。

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