NCSOFTは5月7日、MMORPG「スローン・アンド・リバティ(TL)」を5月19日にロシアを含む11カ国で正式配信すると発表した。対象地域は東欧と中央アジアで、現地パブリッシャーのAstrum Entertainmentと連携し、事前テストの結果を反映してサービス品質の向上を図る。
配信対象は、東欧のジョージア、モルドバ、ベラルーシ、アルメニア、アゼルバイジャンの5カ国と、中央アジアのカザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの5カ国。これにロシアを加えた計11カ国で展開する。
同社はこれに先立ち、4月21日から28日まで対象地域でクローズドβテスト(CBT)を実施した。テストでは、攻城戦など大規模コンテンツの技術指標を確認し、サーバー環境の最適化状況を検証したという。
NCSOFTはAstrum Entertainmentと連携し、今回のテストで集まった利用者のフィードバックを正式サービスに反映する。ローカライズの精度向上に加え、サウンドの最適化やユーザーインタフェース(UI)の視認性改善にも注力する方針だ。
Astrum Entertainmentは、ロシア、東欧、中央アジアで韓国製MMORPGを展開してきた実績を持つ現地の主要ゲームパブリッシャーだ。
Astrum Entertainmentのトニー・ワトキンス代表は「NCSOFTはMMORPGの開発・運営で豊富な経験を持つ企業だ。長年にわたりジャンルの基準を築いてきたNCSOFTと協業できることを非常に楽しみにしている」とコメントした。
FirstSpark Gamesのチェ・ムニョン代表は「多くのユーザーに遊ばれているTLを新たな国で展開することは、重要な節目になる」とした上で、「テストで確認した現地ユーザーの期待やフィードバックを踏まえ、最適なプレイ環境を提供していく」と述べた。
FirstSpark Gamesは2023年12月に韓国と台湾を含むアジア地域でTLをリリースした。その後、2024年10月からは北米、中南米、欧州、オセアニア、日本へとサービス地域を拡大。グローバルローンチ直後には、ゲームプラットフォーム「Steam」で同時接続者数33万人超を記録し、売上ランキング首位に立った。