Naver Cloudは5月7日、証明書の自動管理を実現する国際標準プロトコル「ACME」の提供を開始したと発表した。Naver Cloud Platformの証明書管理サービス「Certificate Manager」を通じて利用できる。
ACMEは「Automated Certificate Management Environment」の略。通信の暗号化に用いるSSL/TLS証明書の発行、更新、失効を自動化する国際標準プロトコルだ。
今回の機能は導入しやすく、さまざまな環境のオープンソースクライアントと互換性がある。初期設定の負担を抑え、証明書管理の自動化を進めやすくするという。企業向けの組織認証型証明書(OV証明書)についても、定期的な審査を経ることで自動更新に対応するとしている。
Naver Cloudは今回の提供開始を機に、国内企業が証明書管理を含むセキュリティ運用全般をより効率的に行える環境整備を進める方針だ。
同社のキム・ジェドンCISOは「証明書発行の自動化におけるハードルの1つであるドメイン所有権の確認を円滑に進められるよう、専用スクリプトやガイドを顧客に直接提供するなど、差別化した支援を続けている」とコメントした。その上で「今後も国内企業がセキュリティ運用の複雑さを減らし、本業に集中できるよう、実用的なITソリューションを継続的に提供していく」と述べた。
著者について