Appleが9日に開催する新製品イベントで、iPhone 18シリーズを軸にApple WatchやAirPodsなど少なくとも6製品を発表するとの見方が強まっている。折りたたみ型の新型iPhone「iPhone Ultra」や、新たなホーム製品が披露されるかどうかも注目点となっている。
米ITメディアの9to5Macが3日(現地時間)に報じた。報道によると、Appleは今回、iPhoneの新モデル3機種に加え、Apple Watch 2機種、AirPodsの新製品などを投入する可能性がある。
イベントは9日に開かれる予定。Appleの幹部、ジョン・ターナス氏は、今回の発表が大規模になる可能性を示唆していたとされ、例年の9月イベントより発表製品数が増えるとの観測が出ている。
中心となるのはiPhone 18シリーズだ。iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxには次世代のA20 Proチップを搭載するとみられ、カメラ性能の強化や新色追加も取り沙汰されている。
ディスプレイでは、ダイナミックアイランドの小型化が予想される。iPhone 18 Pro Maxについては、バッテリー容量の拡大と電力効率の改善により、歴代iPhoneで最長の駆動時間を実現するとの見方もある。
なかでも注目を集めているのがiPhone Ultraだ。Apple初の折りたたみiPhoneとされ、既存のiPhoneラインアップに新たなフォームファクターが加われば、iPhone 18シリーズと並ぶ目玉になる可能性がある。
Apple Watchの新モデルとしては、Apple Watch Ultra 4とApple Watch Series 12が候補に挙がっている。いずれも次世代チップと健康管理機能の強化が軸になる見通しだ。Ultra 4では新型ヘルスセンサーやデザイン変更、Series 12では高性能なS系チップ、常時心拍モニタリング、セラミック素材のオプションなどがうわさされている。
AirPodsではAirPods 5の発表が有力視されている。カメラ搭載AirPodsの投入も一時予想されていたが、関連製品の発売は2027年に先送りされたと伝えられている。
このため、今回のイベントではAirPods 5が優先的に披露される可能性が高い。通常モデルとアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルの2モデル構成で、新チップの採用が見込まれている。
不確定要素として残るのがホーム製品群だ。Appleは例年、9月イベントでiPhone、Apple Watch、AirPodsを中心に据えるが、今年はディスプレイ搭載の新型ホームハブを公開する可能性が指摘されている。7インチのタッチスクリーンを備え、「HomePad」または「HomePod Touch」と呼ばれているという。長期間準備が進められてきた製品とされ、サプライズ発表の有無に関心が集まる。
このほか、HomePod mini 2や次世代Apple TV 4Kも候補に挙がっている。HomePod mini 2には新チップや音質改善、SiriのAI機能が採用される可能性があり、Apple TV 4Kも高性能チップやSiriのAI機能、改良版Siri Remoteを備えるとの見方がある。
一方、今秋発売が見込まれるMacBook Ultra、M6 MacBook Pro、M6 iMac、OLED iPad miniは、今回ではなく10月に発表される可能性が高いとみられている。ただ、イベントで一部製品がサプライズ披露される余地は残る。新しいフルサイズのHomePodなど、追加のホーム製品が登場する可能性もある。
現時点の情報を総合すると、Appleは9日のイベントでiPhone 18シリーズを中心にApple WatchとAirPodsを発表し、これに新たなホーム製品を加える構成を検討している可能性がある。
CEO自ら大規模な発表を示唆していたことに加え、折りたたみiPhoneとされるiPhone Ultraまで登場すれば、今回のイベントは単なる年次発表にとどまらず、Appleの製品ラインアップが新たなフォームファクターとAIを軸に再編される転機になるとの見方も出ている。