4日の韓国株式市場では、外国人投資家と機関投資家の買い越しを背景にKOSPIが反発し、6700台を回復した。米長期金利の上昇が一服したことで投資家心理が改善し、Samsung ElectronicsやSK hynixなど半導体主力株が上昇した。KOSDAQも約3%上昇し、810台を回復した。
KOSPIの終値は前日比107.73ポイント(1.64%)高の6687.21だった。始値は74.88ポイント(1.14%)高の6654.36。
ソウル株式市場では、外国人投資家が4793億ウォンを買い越した。機関投資家も1兆6691億ウォンの買い越しとなり、相場上昇を支えた。一方、個人投資家は3兆7225億ウォンを売り越した。
時価総額上位の半導体株はそろって上昇した。Samsung Electronicsは2.20%高の25万5500ウォン、SK hynixは3.20%高の164万7000ウォンで取引を終えた。
このほか、SK squareは6.12%高、Samsung Electro-Mechanicsも3.93%上昇した。
一方、LG Energy Solutionは1.92%安、Samsung Biologicsは2.03%安だった。KB Financial Groupは3.32%安、Samsung C&Tは1.34%安。Hyundai Motorは横ばいだった。
KOSDAQの終値は前日比23.29ポイント(2.95%)高の813.50。1営業日ぶりに800台を回復した。
ソウル外国為替市場では、ウォン相場が前日比8.30ウォン上昇し、1ドル=1350.20ウォンとなった。
この日の韓国株反発の背景には、米長期金利の上昇一服と前日の米株高があるとみられる。
3日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事のハト派的な発言を受け、ダウ工業株30種平均が1.18%、S&P500種株価指数が1.06%、ナスダック総合指数が1.40%それぞれ上昇した。NVIDIAも1.8%高だった。
ウォラー理事は、足元でインフレ鈍化の兆しが一部に見られるとした上で、今後2週間にこうした流れが続けば、9月は金利据え置きを選好する考えを示した。これを受け、国内外の株式市場の重荷となっていた米国債利回りの急上昇もやや落ち着いた。
Kiwoom Securitiesのハン・ジヨン研究員は「集中的な売り越しの主因の一つだった米市場金利の急騰が落ち着きつつある点に注目する必要がある」と指摘。「時間の経過とともに国内市場の需給は正常化し、下値を切り上げる流れに戻る」との見方を示した。