TikTokは、音声や投票、複数枚の写真をコメントとして投稿できる新機能を導入する。コメント欄を単なる反応の場にとどめず、ユーザーとクリエイターが継続的に交流できる場として強化する狙いがある。
米TechCrunchが3日(現地時間)に報じたところによると、TikTokは音声コメント、コメント欄での投票、写真カルーセルコメント、Live Photoコメントを発表した。TikTokによれば、同社プラットフォームには世界で1日当たり17億件を超えるコメントが投稿されている。
音声コメントは、入力欄のマイクアイコンから最長60秒の音声を録音して投稿する仕組み。ほかのユーザーは、投稿された音声をタップして再生できる。対象は18歳以上のアカウントで、今後1カ月かけて世界で順次提供する。
音声コメントにも既存のコミュニティガイドラインを適用する。TikTokは、人的審査に加え、自動検知や音声の文字起こし技術を組み合わせ、違反コンテンツを検出するとしている。
クリエイターは、自身の動画のコメント欄で投票を作成できる。選択肢は最大5項目で、投票期間の設定も可能だ。結果はコメント欄でリアルタイムに確認できる。これまでは一部ユーザー向けの試験提供だったが、現在は世界で利用できる。
写真コメント機能も強化する。従来は1コメントにつき写真1枚しか投稿できなかったが、今後は最大9枚までカルーセル形式で添付できるようにする。写真カルーセルコメントも、今後1カ月かけて世界で順次展開する。
iPhoneの動く写真形式であるLive Photoをコメントとして投稿する機能は、すでに世界で提供済みだ。
今回の機能追加により、TikTokはコメント欄を動画への簡単な反応の場から、音声や写真、投票を通じて交流できる場へと広げる。コンテンツの視聴に加え、コメント欄でのやり取りを活発化させることで、利用時間の拡大につなげる考えとみられる。