LGは9月4日、「LG SPARK 2026」を9月7〜17日にソウル・マゴクのLGサイエンスパークで開催すると発表した。会期中は、フィジカルAIやAIDCなどの新技術展示に加え、グループ各社のAX事例68件の発表、独自AIモデル「EXAONE」の活用事例紹介、開発者向けイベントなどを実施する。
LG SPARKは、グループ各社の技術革新の成果を共有してきた催しを2023年に一本化したイベントだ。2026年はAX事例の拡大に焦点を当て、「LG Tech Fair」「LG AX Fair」「LG AIトークコンサート」「LG AI DevCon」「Culture Week」の5つのプログラムで構成する。
7〜8日に開くLG Tech Fairでは、グループ各社の研究開発(R&D)による新技術41件を展示する。内訳は、「One LG」で重点を置くフィジカルAI、AIDC、モビリティの3分野に関する新技術13件と、AI・バイオ・クリーンテック(ABC)の将来事業関連技術28件。
フィジカルAI分野では、ホームロボット「CLOi」とAI家電を連携させ、清掃や空気管理、物の受け渡しなどを自律的に行う技術を披露する。AIDC分野では半導体向けハイブリッドボンディング装置や高放熱接着フィルムを、モビリティ分野では車載向けの透過度調整フィルムやヘアピンモーターを公開する。
10〜11日のLG AX Fairでは、開発、営業・マーケティング、生産・品質、戦略・企画などの領域で、グループ各社の現場業務に適用したAX事例68件を発表する。
具体的には、LG Electronicsのマーケティングコンテンツ向けコンプライアンス検証AI、LG Innotekの安全・環境リスク認知ビジョンAI、LG Chemの研究開発課題の企画・検証を支援するAIエージェント、LG UplusのAIモデル向けトークンコスト最適化技術などを紹介する予定だ。
14〜15日のLG AIトークコンサートでは、LG AI Researchが独自AIモデル「EXAONE」の産業別適用事例と今後の開発計画を共有する。
15〜16日には、LGグループ各社とグローバル企業の開発者が参加する「LG AI DevCon」を開催する。NVIDIA、Google、Amazon、Microsoftなどが参加し、最新のAI技術や開発事例を紹介する。
あわせて、「EXAONE」とプロンプトを活用して実サービスの開発を競う「LG Prompthon Challenge 2026」も実施する。本選に進んだ10チームが、LGの製品・サービスや業務プロセスで活用できるEXAONEベースのサービスを開発する。LGは、優れた成果物について実サービスへの適用も検討する方針だ。
15〜17日のCulture Weekでは、AI分野への進路を志望する大学生50人を対象に、LG研究員によるメンタリングや研究スペースのツアーを行う。あわせて、EXAONEドローイングチャレンジ、AI短編映画祭、AIフォトブースなどの体験型プログラムも運営する。
LGサイエンスパーク代表のチョン・スホン氏は「AI技術と文化が共存するLG SPARKを通じ、革新的な製品とサービスが生まれるよう努める」とコメントした。