XRPへの関心拡大が鮮明になっている(写真:Shutterstock)

Bitwiseが約400人の資産運用アドバイザー向けに実施した説明会で、最も質問が集まった暗号資産はXRPだった。米国のXRP現物ETFには資金流入が続き、機関投資家の保有開示でも投資エクスポージャーの拡大が確認されており、XRPへの関心の強さが浮き彫りになっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが3日(現地時間)に報じた。Bitwiseのリサーチアナリスト、ライアン・ラスムセン氏は、約400人の資産運用アドバイザーを対象にしたプレゼンテーションで、XRP関連の質問が最も多かったと明らかにした。

説明会には、ラスムセン氏に加え、Bitwiseの最高投資責任者(CIO)であるマット・ホーガン氏も参加した。テーマはビットコイン、ソラナ、Hyperliquid、ステーブルコイン、トークン化など多岐にわたったが、聴衆の関心はXRPに最も集中したという。

ラスムセン氏はXへの投稿で、「プレゼン中、最も多く質問が寄せられたのはXRPだった」と説明し、関心の高さを強調した。

こうした動きは、足元の資金フローにも表れている。米国のXRP現物ETFは2日まで11営業日連続で純流入を記録した。この期間の流入額は約1億7000万ドルで、昨年11月の上場以降の累計流入額は約16億8000万ドルに達した。

もっとも、足元で一方向の資金流入が続いているわけではない。2日には米国のXRP現物ETFが約720万ドルの純流出となり、連続純流入は途切れた。同日、ビットコインETFも約1430万ドル、イーサリアムETFも約4760万ドルの純流出を記録した。

機関投資家の保有開示からも、XRPへの投資エクスポージャー拡大がうかがえる。第2四半期末時点の開示では、Goldman Sachsが約8740万ドルで最大のXRP投資エクスポージャーを示した。これにJane Streetの1660万ドル、Millennium Managementの1620万ドルが続いた。

一方で、資産運用業界全体がすでにXRPや暗号資産への投資に積極姿勢へ転じたわけではない。ラスムセン氏によると、説明会参加者約400人のうち67%は、依然として暗号資産に資金配分していないという。

関心は高まっているものの、実際の組み入れには慎重姿勢が残っている格好だ。参加者の60%は年末までに暗号資産価格がさらに上昇すると見込んでおり、別の60%は今後1年以内にこの資産クラスへ資金配分する計画があると答えた。

XRPは、個人投資家中心のテーマにとどまらず、資産運用業界でも検討対象として存在感を高めつつある。説明会での質問の多さに加え、ETFへの資金流入や主要金融機関の保有開示は、XRP関連の投資需要が続いていることを示している。今後は、この関心が実際の資金配分につながるかが焦点となる。

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