Appleは、iPhone Xと2018年モデルの15インチMacBook Proをオブソリート製品に追加した。これに伴い、両製品はAppleの公式ハードウェア修理の対象外となり、Apple認定事業者も部品を手配できなくなった。
9to5Macが13日(現地時間)に報じた。Appleも同日、サポート文書「保証終了後にApple製品のサービスを受ける」を更新し、両製品をビンテージ製品ではなくオブソリート製品として扱うことを示した。Appleはオブソリート製品について、すべてのハードウェアサービスを終了し、サービス事業者は部品を注文できないとしている。
Appleでは、通常、販売終了から5年以上7年未満の製品をビンテージ製品に分類する。この段階では、部品在庫がある場合に限って修理対応を受けられる。一方、販売終了から7年が経過した製品はオブソリート製品に分類される。今回の変更は、iPhone Xと2018年モデルの15インチMacBook Proがこの段階に移行したことを意味する。
ソフトウェア面でも、両製品のサポートはすでに縮小している。iPhone XはiOS 17以降の対象外となっており、利用できる最新バージョンはiOS 16.7.16だ。
2018年モデルの15インチMacBook Proも、対応OSはmacOS Sequoiaまでにとどまる。現在提供されているバージョンはmacOS 15.7.7で、ハードウェア修理の終了とあわせ、公式サポートは大きく限定された状態だ。
今回の措置は、Appleの製品ライフサイクル管理の基準をあらためて示すものといえる。利用者は、公式修理の可否に加え、OSの対応状況もあわせて確認する必要がある。
なおAppleは、一部製品で最長10年のサービスを提供する場合もある。ただ、今回オブソリート製品に追加されたiPhone Xと2018年モデルの15インチMacBook Proについては、原則として公式部品の調達とハードウェア修理のサポートが終了する。