Robinhood Chainの総預かり資産(TVL)が10億ドル(約1500億円)に迫っている。Standard Charteredは、Uniswapとの接続が新規ブロックチェーンの課題である初期流動性の確保を後押しし、立ち上がりを加速させたと分析した。Cointelegraphが8月13日(現地時間)に報じた。
Standard Charteredのジェフリー・ケンドリック氏は最近のリポートで、Robinhood ChainのTVLはほぼ10億ドルに達したと指摘した。TVLベースでは極めて速い成長を示しているという。
同氏によれば、Robinhood Chainの流動性需要は実質的にUniswap V2、V3、V4を通じて賄われている。Robinhoodはこの連携により、流動性をゼロから自前で構築することなく、実績のあるDeFiインフラを活用してチェーンを拡大しているという。
その結果、ユーザーや資産を呼び込む際の参入障壁も下がったとStandard Charteredはみている。
Uniswap側のトークノミクスにも変化が出ている。Robinhood経由で発生したプロトコル手数料が、足元ではUNI焼却の主な財源になっているためだ。
7月27日にRobinhood連携の手数料スイッチが有効化されて以降、UNIの焼却ペースは約2倍に拡大した。年換算では約9000万ドル(約135億円)規模に達したという。
Robinhood Chainは7月1日にローンチした。実物資産のオンチェーン化に重点を置き、開始初週の1日当たりアクティブユーザー数は19万4000人まで増加した。
Robinhoodは従来の株式取引に加え、暗号資産、予測市場、トークン化へと事業領域を広げている。