Binanceは14日、APT/BTCなど現物取引ペア7組を廃止する。対象ペアにひもづく取引ボットも停止する。さらに今月後半には、ACXなど6銘柄の現物取引を終了する予定で、利用者には対象銘柄や入出金日程の確認が求められる。
U.Todayが12日に報じたところによると、今回の措置は定期的な見直しに基づくもの。Binanceは、流動性や出来高の低い取引ペアを整理し、取引環境の維持を図るとしている。
14日に廃止するのは、APT/BTC、AR/BTC、A/USDC、BTTC/TRY、CYBER/USDC、LPT/BTC、WAL/FDUSDの7組。Binanceは現物取引ペアを定期的に見直しており、流動性不足や出来高の低迷を理由に一部ペアを廃止する場合があると説明している。
今回の見直しは、対象トークン自体の現物取引終了を意味するものではない。利用者はBinance内の別の取引ペアを通じて、同じ銘柄の売買を継続できる。影響は対象ペアに限られる。
あわせて、対象ペアに適用されていた現物取引ボットも終了する。Binanceは、サービス停止前にボットの更新またはキャンセルを行うよう呼びかけており、対応しない場合は損失を被るおそれがあると注意を促している。
このほかBinanceは17日、Across(ACX)、Hashflow(HFT)、PIVX(PIVX)、Vulcan Forged(PYR)、Vanar(VANRY)、Viction(VIC)の6銘柄について、すべての現物取引ペアを廃止する予定だ。今回の7ペア廃止が一部ペアの見直しにとどまるのに対し、こちらは銘柄単位で現物取引が終了する。
6銘柄については、18日午前3時以降の入金は口座に反映されず、10月17日午前3時以降は出金にも対応しない。Binanceは最近、Moonbeam(GLMR)、ICON(ICX)、Moonriver(MOVR)、SuperRare(RARE)、Sophon(SOPH)をモニタリングタグの対象にも追加した。
一方、Binanceは13日、TRONネットワーク(TRX)ウォレットのメンテナンスも実施する。作業に先立ち、TRONネットワーク上のトークンの入出金を一時停止する。メンテナンス時間は約1時間を見込んでおり、ネットワークの安定稼働を確認し次第、別途告知せず入出金を再開する方針だ。
一連の対応により、Binanceでは現物取引ペアの整理に加え、銘柄単位の取引終了、モニタリング対象の拡大、ネットワーク保守が相次ぐ形となる。対象や適用時点はそれぞれ異なるため、利用者は取引停止の有無や入出金停止日程を個別に確認する必要がある。