国家科学技術諮問会議は13日、ソウル市中区のプラザホテルで、科学技術政策研究院(STEPI)と「第1回PACST科学技術フォーラム」を開催した。技術覇権を巡る競争の激化や社会課題の複雑化を背景に、過去60年にわたる国家R&Dの目的と方向性を改めて検証し、今後の科学技術政策のビジョンを探る。
今回のフォーラムは、国家R&Dの歩みを振り返るとともに、変化した政策環境の中で研究開発の役割を見直すことを目的に開かれた。
基調講演では、STEPIのホン・ソンジュ上席研究委員が「韓国イノベーション・エコシステムの歴史的経路と未来転換戦略」をテーマに発表した。解放後の国家R&Dの発展過程を時期別に整理した上で、科学技術イノベーション・エコシステムの現状を診断し、今後の国家科学技術ビジョンと転換の方向性を提示した。
討論では、イ・ソクボン大徳ネット代表が座長を務め、キム・グンベ全北大学教授、キム・ソヨン韓国科学技術院(KAIST)教授、クォン・ギソク韓畑大学教授らが参加した。国家R&Dを推進する根拠や、国として支援する必要性、R&D成果の再定義などをテーマに意見を交わした。
国家科学技術諮問会議は今回を皮切りに、PACST科学技術フォーラムを年末まで計4回開催する予定だ。
今後は、9月30日にR&D支援方式、11月4日にR&D成果の再定義、12月16日に持続可能な研究環境をテーマとして議論を続ける。
イ・ギョンス国家科学技術諮問会議副議長は「国家R&Dを取り巻く環境が急速に変化する中、国家R&Dの目的と方向性を原点から見直すべき時期に来ている」と述べた。その上で、「今回のフォーラムが、国家R&Dの実効性ある成果につながる方策を探る議論の起点になることを期待する」と語った。