韓国のRebellions、FuriosaAI、DeepXなどAI半導体各社の製品が、政府の「優秀研究開発革新製品」に指定された。指定製品は公共調達で随意契約が可能となり、国産AI半導体の公共市場への展開に弾みがつきそうだ。
科学技術情報通信部は13日、京畿道城南市にあるRebellions本社で「優秀研究開発革新製品指定書授与式」を開き、2025年分と2026年上期分として選定した13社に指定書と表札を授与したと発表した。
2026年上期分では、Rebellions、FuriosaAI、DeepXのほか、PENESIA、OnTact Health、High Gain Antenna、AMCG、ItsHangangの計8社の製品が指定対象となった。
Rebellionsは、ディープラーニング推論専用のニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)をベースにしたAI演算カードと、そのカードを搭載したAIサーバが選ばれた。FuriosaAIはディープラーニング推論向けに最適化したAI半導体、DeepXはAIモデルのリアルタイム推論演算を担うAI半導体がそれぞれ指定された。
優秀研究開発革新製品の指定制度は、国家研究開発(R&D)の成果を基盤とし、中小企業が開発した製品の公共調達市場への参入や販路開拓を後押しする仕組みだ。科学技術情報通信部は2026年上期までに、計182製品を革新製品に指定している。
指定製品は、指定日から3年間にわたり、政府や地方自治体などの公共調達で随意契約が認められる。延長は2回まで可能で、最長6年まで適用される。さらに、2026年に839億ウォン規模で実施される調達庁の「革新製品試験購入事業」の購入対象にも含まれる。
科学技術情報通信部は、今回新たに指定された製品に国産NPUベースのAI半導体が多数含まれたことで、政府R&Dの成果物を公共分野で活用する基盤が一段と広がるとみている。
ク・ヒョクチェ科学技術情報通信部第1次官は「優れた技術と高い革新力を持つ中小企業が、公共調達を通じて初期市場への参入や販路開拓を進め、成長につなげられるよう継続的に支援していく」と述べた。