Dogecoin(DOGE) 写真=Shutterstock

Dogecoin(DOGE)現物ETFで資金流入の鈍さが続いている。直近24時間の純流入は0ドルで、主要3商品のいずれにも新規資金の流入はなかった。8月4日に8万2640ドルの純流入を記録して以降、資金フローは再び停滞している。

米ブロックチェーンメディアのU.Todayが11日(現地時間)に伝えたところによると、Dogecoin関連の投資商品には新規資金の流入が見られず、今月に入って続く低調な流れが維持された。

市場には、2025年末に上場したREX-オスプレイDOGE ETFのほか、Grayscale、Bitwise、21SharesのDogecoin連動商品がある。このうちSosovalueの集計対象となっているGrayscale、21Shares、Bitwiseの3商品は、いずれも直近24時間の純流入が0ドルだった。

Dogecoin ETFで最後に資金流入がプラスとなったのは8月4日で、純流入額は8万2640ドル(約1239万円)。それ以前も7月22日以降、複数日にわたって純流入ゼロが続いており、8月4日に一時的に持ち直した以外は、流入の勢いを欠いている。

単日で純流入がゼロでも、それだけで大きな意味を持つとは限らない。ただ、こうした状況が繰り返されれば、需要の弱さを示すシグナルになり得る。実際、2026年に入ってからのDogecoin ETFでは、純流入がゼロの日が複数回あり、資金流入がプラスとなった日は多くない。資金流出に転じた日も2日あった。

現在の累計純流入は1220万ドル(約18億3000万円)。純資産総額は1005万ドル(約15億800万円)となっている。一方で、資金流入がなくても売買自体は続いており、直近24時間の総取引代金は9万150ドル(約1352万円)だった。新規マネーは入っていないものの、既存投資家による取引は継続していた格好だ。

市場では、資金フローが再び回復するかどうかが短期的な焦点になっている。U.Todayは、継続的な資金流入が戻れば、Dogecoinに対する投資家心理を改善する材料となり、ETF需要を押し上げる可能性があると伝えた。

こうしたなか、トレーダーはDogecoinの価格動向と市場センチメントをあわせて見極めている。Dogecoinの価格は直近24時間で0.89%上昇し、0.07ドル(約10円)となった。投資家は今週予定される主要経済指標の発表を前に、ポジション調整を進めている。

特に注目されているのは物価関連指標だ。先週公表された7月の非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測は後退した。一方で、トレーダーは9月会合での政策金利引き上げの可能性を約46%織り込んでいる。

Dogecoin市場は当面、ETFへの資金流入の回復可否とマクロ環境の双方に左右される公算が大きい。短期的には、純流入ゼロの状態がどこまで続くのかに加え、価格が持ちこたえながら需要反発のきっかけを作れるかが焦点となる。

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