AnthropicのClaude(写真=Shutterstock)

Anthropicは、Claudeを含む自社の人工知能(AI)モデルが生成したテキストやファイルに、不可視のウォーターマークを導入した。EU AI法の透明性規定に対応する措置で、TechCrunchが11日(現地時間)に報じた。

同社はサポートページを更新し、8月2日以降に公開したすべてのモデルにウォーターマーキング技術を自動適用すると明らかにした。ファイルについてはオープン標準のC2PAを採用し、今後は旧モデルにも対象を広げる方針だ。

テキスト向けのウォーターマークは、文章そのものに埋め込む方式を採る。Anthropicによると、コピー&ペースト後も保持され、一部を編集しても残る可能性があるという。

対象は製品単位ではなくモデル単位。このため、Claude Platform API、Claude、Claude Code、Claude Cowork、Claude Tagなど、各サービスを通じて生成されたテキストにも同様のウォーターマークが付与される。

一方で、どの程度の編集でウォーターマークが消えるのかについては、現時点で明らかになっていない。

AI生成物に識別表示を付ける動きは、他のプラットフォームにも広がっている。音楽AIのSunoは先週、自社プラットフォームで制作された楽曲に表示を付ける方針を示した。Substackも先月、Pangramと連携し、AI生成コンテンツの表示を始めた。

Black Forest Labs、Google、Meta、Microsoft、OpenAI、Synthesiaも、EUの透明性コードの順守に参加する意向を示している。

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