YouTubeは2027年2月1日から、クリエイター向け収益化制度「YouTubeパートナープログラム(YPP)」の参加条件を厳格化する。新規参加要件を引き上げるほか、既存参加者にも収益維持の条件を設ける。The Vergeが10日(現地時間)に報じた。
新たにYPPへ参加するクリエイターは、登録者1000人に加え、直近1年間の視聴時間8000時間、または直近90日間のショーツ再生回数2000万回を満たす必要がある。
現行の参加基準は、登録者1000人、直近1年間の視聴時間4000時間、または直近90日間のショーツ再生回数1000万回である。新基準では、長尺動画、ショーツともに収益化のハードルが上がる。
ショーツ向けの収益配分を受け取るには、直近90日間のショーツ再生回数1000万回を継続して維持しなければならない。ただし、この基準を下回っても、YPPの参加資格自体を失うわけではない。
既存の参加者についても、広告収益とサブスクリプション収益を継続して受け取るための維持条件が導入される。条件は、直近1年間の視聴時間1000時間、直近90日間のショーツ再生回数100万回、または90日ごとに長尺動画2本もしくはショーツ5本を投稿することのいずれかだ。
すでにYPPに参加しているクリエイターは、2027年1月31日までに新しい規約に同意しなければ、収益化を継続できない。
YouTubeはこのほか、低価格のサブスクリプションサービス「Premium Lite」についても、YouTube Premiumの提供国全体に展開を広げる方針だ。
最近のYouTubeは、NetflixやHBO Max、Disney+のようなプレミアム動画配信サービスを意識した施策を強めている。今年はトレバー・ノアら著名人の番組配信契約を結んだほか、クリエイターが動画をシーズン単位でまとめられる機能も拡充した。