M5搭載MacBook Pro(写真=Apple)

Appleが今秋にも、方向性の異なるMacBook新モデル2機種を投入するとの観測が出ている。米ITメディアの9to5Macによると、候補として挙がっているのはM6チップ搭載のMacBook Proと、新デザインの「MacBook Ultra」だ。

Bloombergはこれに先立ち、AIブームを背景に高性能コンピュータの需要が拡大する中、AppleがMac製品群の大規模な刷新を準備していると報じていた。今秋から来年にかけて、ノートPCとデスクトップの全ラインアップを順次更新し、Macとして初めてOLEDディスプレイとタッチ対応を採り入れたMacBook Proを投入する計画があるとの見方も出ている。

M6搭載のMacBook Proは、昨秋発売されたM5モデルの後継とみられている。現時点では、大幅な筐体変更や上位構成の拡充は見込まれていない。

一方、M6はAppleのMac向けチップとして初めて2ナノプロセスを採用する可能性があり、例年より性能向上の幅が大きくなる余地がある。デザイン面では現行MacBook Proの基本路線を維持し、ポート構成や長時間駆動といった強みも引き継がれる公算が大きい。

これに対し、「MacBook Ultra」は、より薄く軽い新デザインのモデルになるとみられている。OLEDディスプレイやタッチ対応に加え、「Dynamic Island」を搭載する可能性が指摘されており、セルラー対応が加わるとの見方もある。ただ、実際の製品名はMacBook Proのままとなる可能性も残る。

搭載チップについては、MacBook UltraはM6ではなく、M5 ProおよびM5 Max構成で登場するとの予想がある。最新世代のチップではないものの、新機能の実装は同モデルが先行する可能性があるという。

このほかAppleは来年前半に、初のM7チップを公開し、AI関連作業に最適化した性能の提供を目指すとも報じられている。

もっとも、Appleではすでにメモリ不足の影響で、Mac miniやMac Studioに加え、足元ではMacBook Airでも配送の遅れが発生している。新型MacBookの大規模投入に必要な部材を期限内に確保できなければ、発売時期が後ずれする可能性もある。

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