Hecto Innovationは8月7日、2026年上期の連結売上高が2151億ウォン、営業利益が274億ウォンになったと発表した。半期ベースで売上高が2000億ウォンを超えるのは創業以来初めて。IT情報サービス、フィンテック、ヘルスケアの主要3事業がそろって伸長した。
上期の売上高は前年同期比18.6%増、営業利益は9.1%増だった。
2026年4~6月期の連結売上高は1028億ウォン、営業利益は129億ウォン。前年同期比では売上高が12.0%増、営業利益が4.0%減となった。会社側は、新規サービスの立ち上げや将来の成長源確保に向けた先行投資が利益に影響したと説明している。
同社は、上期の過去最高更新については、複数の事業軸を同時に伸ばす「マルチ成長エンジン」戦略の成果だとしている。上期の部門別売上高は、IT情報サービスが前年同期比16.8%増、フィンテックが18.3%増、ヘルスケアが17.3%増。特定事業に偏らない、バランスの取れた成長が続いた。
Hecto Innovationは、グループシナジーの最大化に向け、IT技術とプラットフォーム運営のノウハウを基盤に、ウォレット、決済、プラットフォームを連携させたステーブルコインのエコシステム構築を進めている。子会社Hecto Financialの決済インフラとHecto Wallet Oneのウォレット技術を組み合わせ、ステーブルコインの保管から決済、精算までを担う「ステーブルコイン決済レール」を完成させる計画だ。
子会社Hecto Healthcareは、機能性原料の競争力をてこに事業領域を広げている。プレミアム乳酸菌ブランド「De Simone」を展開する同社は、独自開発したプロバイオティクス複合原料について、韓国の食品医薬品安全処から「体脂肪減少に役立つ可能性がある」とする機能性表示で認定を受け、個別認定型の健康機能食品原料として承認された。
Hecto Healthcareは、「De Simone」に続く2件目の個別認定型原料も確保した。来年初めに関連の新製品を投入し、体脂肪ケア市場の開拓を進める方針だ。あわせて、インナービューティーやスーパーフード関連の新規事業も積極的に展開し、製品ポートフォリオと流通チャネルの多様化を進める。
Hecto Innovationのイ・ヒョンチョル代表は「全事業部門のバランスの取れた成長により、上期の連結売上高は2000億ウォンを超え、基礎的な競争力とマルチ成長エンジン戦略の成果を示した」とコメントした。そのうえで「安定した収益性を維持しながら、プラットフォーム、デジタル資産ウォレット、決済インフラを連携させたステーブルコインのエコシステム構築など、将来の成長源の確保に向けた投資を続ける」と述べた。