Sonyが2028年1月以降、PlayStation向け新作ゲームをデジタル版のみで販売する方針を示したとみられるラベル画像が、PS5本体パッケージ上に貼られていたとして出回っている。画像の真偽は確認されておらず、Sonyも追加コメントを出していない。
英TechRadarが6日(現地時間)に報じたところによると、Xで活動するコンテンツクリエイターのビハインド・ザ・ゲームス(Behind the Games)が、PS5パッケージ背面に新たなステッカーが貼られた画像を公開した。
画像内の文面には、「重要なお知らせ:2028年1月からPlayStation新作ゲームは、PlayStation Storeおよび小売店でデジタル形式としてのみ購入できる」と記載されている。あわせて、「2028年1月以前に発売されたゲームのディスクは、このコンソールで引き続きプレイできる」との説明もある。
もっとも、この画像について公式確認は取れていない。ビハインド・ザ・ゲームスは、自ら撮影したものではなく、信頼できる筋から入手したものだとしている。
今回のラベル画像は、Sonyが先月公表した物理ディスク終了方針と軌を一にする内容だ。当時Sonyは、2年を切った時期に物理ディスクの生産を終える方針を示し、ユーザーの反発を招いた。流通業界団体のEntertainment Retailers Associationも、「消費者の選択より企業の都合を優先した決定だ」と批判していた。
その後、Sonyは追加の説明を控えていたが、2026会計年度第1四半期の決算発表では関連方針に言及した。最高財務責任者(CFO)リン・タオ氏は、この決定を慎重に進めていると説明した。
リン氏はその背景について、「理由はいくつかあるが、最も大きいのはコンテンツ全体のデジタル化が進んでいるためだ。PlayStationだけの問題ではなく、あらゆる種類のコンテンツでデジタル化が進んでいる」と述べた。
さらに、「今後の方向性を検討する過程で多くの時間をかけ、慎重に検討した末にこの結論に至った。この方針は慎重に推進していく」とも語った。
焦点は、単なるパッケージ表記の変更ではなく、PlayStationの流通構造が実際に転換するかどうかにある。2028年以降に新作がデジタル専売となれば、ユーザーはPlayStation Store、またはデジタルコードを扱う小売チャネルを通じて新作を購入することになる。一方で、2028年1月以前に発売されたディスク版ソフトは、従来通りPS5で利用できるとされている。
市場では、Sonyがこの告知を製品パッケージに正式導入したのか、またユーザーや流通業界の反発が続く中でもディスク版終了のスケジュールを維持するのかに関心が集まっている。現時点でSonyは、ラベル画像の真偽について新たな見解を示していない。