Devsistersは8月7日、2026年4〜6月期の連結業績を発表した。売上高は527億ウォン(約58億円)、営業損失は160億ウォン(約18億円)、純損失は150億ウォン(約17億円)。既存ライブサービスの再編に伴って売上は減少したものの、損失幅は前四半期から縮小した。下期は「Cookie Run」シリーズの新作投入やIP事業の拡大を通じ、業績の立て直しを図る。
同社によると、当四半期はライブサービスの再編を進めた影響で、短期的に売上が落ち込んだ。一方で、事業運営の見直しを進めたことで、損失規模は前四半期比で小幅に縮小したという。
営業費用には、組織再編に伴う一時的な人件費の増加に加え、既に契約済みだったマーケティング施策の実行に伴う費用など、一過性のコストを計上した。同社は、第3四半期以降は固定費管理とコスト統制の強化により、財務面の改善が見込めるとしている。
6月25日に海外展開を開始した「Cookie Run Classic」は、タイ市場を中心に成果を上げている。7月30日に公開した新作「Cookie Run: Crumble」についても、初動は順調に推移しているという。
「Cookie Run Classic」は、グローバルサービス開始から1カ月で累計売上高が100億ウォン(約11億円)を突破した。この実績は第3四半期業績に本格寄与する見通しだ。「Cookie Run: Crumble」は、リリースから4日で累計ユーザー数が100万人を超えた。
Devsistersは、「Cookie Run: Crumble」の定着拡大に向け、韓国、米国、台湾など主要地域でユーザー獲得(UA)施策を進める計画だ。8月13日に初回アップデートを実施し、その後は2週間ごとに新規コンテンツを追加する。
トレーディングカードゲーム(TCG)やキャラクター商品など、IP事業関連の売上高は上半期ベースで100億ウォン(約11億円)を超え、全体売上に占める割合も10%を上回った。下期は北米市場を中心にライセンシング領域を拡大し、IP事業の規模を段階的に広げる方針だ。
また、TCG「Cookie Run: Braverse」をベースにしたRoblox向けゲーム「Cookie Run Card Collection」を第3四半期中にリリースする予定。9月に米国で開催されるRoblox開発者カンファレンスにも参加し、プラットフォームとIPエコシステムの拡張を進める。
「Cookie Run: Kingdom」は、直近のアップデート以降、アクティブユーザー数や継続率、課金率などの指標で改善傾向がみられる。下期中には、プレイ体験の向上や安定性の改善、新規コンテンツの拡充を段階的に進めるとしている。
Devsistersは「全社的なコスト効率化を維持しながら、新作の成果最大化、主力タイトルの再整備、IP事業の拡大を通じて、下期の業績改善につなげていく」とコメントした。